●京都で絶品の朝カレーを体験! 本格派スパイスカレーが食べられる『SPICE GATE』の魅力とは?
いつもとちょっと違う、個性的なモーニングに出会いたい。
ちょっと変わった朝メニューの中でも、目覚めにピッタリな一皿が「朝カレー」。
カレーの名店『SPICE GATE』へのアクセスは?

お店があるのは四条河原町エリアのやや南、五条との中間くらいの場所にあります。個人的によく歩いているエリアなので、お店の場所はすぐに判明。「お馴染みのエリアだけと、そんなお店あったかな?」と思って歩いていると目的の場所に到着しました。
今回紹介するのは『SPICE GATE (スパイスゲート)』というお店。あまり看板が大きく出ておらず、ビルの2階部分にあるので気付かなかったようです。

ちょっとテンションの上がるらせん階段を上った先の2階にお店を発見。扉を開けると、まさに店名通り、スパイスのゲートをくぐったような香辛料の爽やかないい香りに包まれました。
京都+インドの美味が詰まった朝カレーを実食!

お店に到着したのは朝の8時過ぎ。「朝からスープカレーってどんな感じになんだろう?」と思って見ていると、朝の基本メニューは京風スパイス朝定食というラインナップ。その中の「カレーリーフ香る魚介出汁カレー」は京都で朝カレーをするのにぴったりなので、そちらを選びました。

やってきたカレープレートには、想像よりも遥かに多く、美味しそうな副菜で彩られており、ご飯を特盛にして正解! どこから食べるか悩みますが、まずはごはんをそのままで一口食べたいと思います。

お米はインドの香り高い品種・バスマティを使い、緑色の何かが炊き合わせてあります。ハーブか何かなのかと思っていると、実はこちらは煎茶の葉らしく、全体的に爽やかな印象。

スープカレーということもあって、粘り気はないサラッとしたカレー。そこに魚介の出汁で風味も豊か、スパイスも強烈に個性を発揮しているというわけではないものの、食べ進めていると確かに香るインドの空気感。
副菜には小松菜のインド風のおひたしや、ハーブで味付けされた茄子などの焼き野菜などがあるかと思うと、南アジアのスパイシー漬物であるアチャールのりんご、梅きくらげなど風味のバリエーションはさまざまで楽しい。
一口ごとに京都とインドを行ったり来たりという体験は楽しくて美味しく、和洋折衷ならぬ京印折衷というカレーとなっています。

また副菜の中のメイン的存在のキーマも鶏ももと鶏むねの合いびき肉を使用。インパクトはありつつも全体的に優しい味わいで、ヘルシーに朝の活気がいただけるカレーとなっていました。
スパイスも販売。自宅で再現もできる

店内では、使用しているスパイス類も販売しています。今回食べた魚介出汁カレーの自作キットなどありました。そのスパイスがオシャレな棚に整然と並ぶ様子は、スパイス好きにはたまらない光景ですね。

スパイスふんだんなスープカレーを食べたこともあってか、香辛料の香りに徐々に順応していきました。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
SPICE GATE(スパイスゲート)
住:京都府京都市下京区恵美須之町546 しきさい寺町ビル 2F
TEL:050-5590-0444
営:07:30~11:00、11:30~21:00
休:火曜
https://spicegate.jp/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。