皮はパリッと香ばしく、あんこはぎっしり。夏はお祭りの定番で、冬は温かなスイーツとして、実は1年を通して愛されている和菓子です。

 そこで、今回は老舗の味からSNSで話題のものまで、食楽webの甘党ライターがピックアップした3店舗を紹介します。

【人形町】東京三大たい焼き『柳屋』の薄皮パリパリ至極の一匹

【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹

 人形町・甘酒横丁に店を構える『柳屋』は、大正5年創業の老舗。100年以上に渡り、ひとつひとつ手焼きされる“天然もの”のたい焼きと称され、『浪花家総本店』や『わかば』と並ぶ「東京三大たい焼き」のひとつとして愛されています。

 鉄製の特注金型で強火で焼き上げられた薄皮は、サクッと香ばしく、その中には毎朝仕込む自家製の十勝産つぶあんがぎっしり。甘さは控えめながら、小豆の風味が引き立つ上品な味わいで、一口食べるごとに幸福感がじんわり広がります。

【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹
[食楽web]

 夏は、アイス最中もぜひチェックしてみて。

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【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹

柳屋

住:東京都中央区日本橋人形町2-11-3
営:12:30~18:00
休:日・月

【恵比寿】30分かけて焼く“たい焼き×ソフト”『たいやき ひいらぎ』

【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹

 恵比寿の『たいやき ひいらぎ』では、春夏限定で楽しめる「たい焼きソフト」を販売中です。アツアツのたい焼きが冷たいソフトクリームに突き刺さったその姿は、まさにSNS映えの極み。見た目に驚きますが、いざ口にすれば、薄皮サクサク、ほっくりと炊かれた小倉あんが最高です。ソフトクリームとの相性もバツグンで、まるでクリームぜんざいをいただいているような満足感の高いスイーツです。

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【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹

たいやき ひいらぎ

住:東京都渋谷区恵比寿1-4-1 アーバンハウス1F
営:10:00~売り切れ次第(遅くても20時まで)
休:不定休
https://www.instagram.com/ebisutaiyakihiiragi/

【板橋】たい焼き界の二郎!? 『けんぞう』の極厚たい焼き

【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹

 板橋区仲宿商店街の脇道にある『けんぞう』は、地元住民に愛され続ける名物たい焼き店『けんぞう』。その最大の魅力は、一目見ただけでわかる分厚さです。なんと全長約15cmの通常サイズながら、厚みは5cm超えという極厚仕上げ。

 パリッと香ばしい皮の中には、ぎっしりと詰まったあんこ。

しかも頭から尻尾まで満遍なく入っていて、どこからかじっても大満足! 分厚いのにベチャっと崩れず、皮と餡のバランスも秀逸なのですよ。板橋に行ったら絶対に立ち寄りたい、知る人ぞ知る最強たい焼きです。

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【東京たい焼き3選】極厚たい焼き、ソフトクリーム。一度は食べてほしい名店の一匹

けんぞう

住:東京都板橋区仲宿商店街内
営:不定期(昼前~夕方頃まで)

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