おやつタイムやランチの後、飲み会のシメに食べられることが多いパフェ。スイーツの最高峰的な存在でもあり、無性に食べたくなるのですが、たまには朝からパフェで1日を贅沢に初めてみるのも面白そうですよね。
ということで、大阪で朝パフェの食べられるお店を検索。すごく気になるカフェ『FARMER'S KITCHEN』を見つけました。
彩都西のthe Farm UNIVERSALの中にある『FARMER'S KITCHEN』

朝パフェを食べようと思ってやってきたのが、彩都西(さいとにし)駅。大阪に住んでいる人でも正直あまり耳馴染みのない駅名かも知れませんが、実は大阪モノレールの終着駅の一つ。太陽の塔でおなじみの万博記念公園駅から乗り換えた先の終点の駅となっています。
駅を出てみると緑の多い景色が広がっています。一般的な大阪のイメージからかなり遠い雰囲気。お目当ての『FARMER'S KITCHEN』は駅から歩いて25分くらいかかるそう……そこで駅に併設されているレンタサイクルを借りて向かいました。
田園風景を抜け、途中アップダウンなどもありつつ緑の多い道を通り、お店に到着しました。

『FARMER'S KITCHEN』は大阪でもかなり大規模な園芸店である「the Farm UNIVERSAL」の中に併設されたレストラン。その周辺はすごい量の緑に囲まれていて心地いいのです。
園芸店の朝パフェはクオリティの高い「桃パフェ」でした

緑豊かな園芸ショップで食べるパフェとはどんなものでしょうか? メニューを見てみると、『FARMER'S KITCHEN』のパフェは季節ごとに内容が変わる限定メニューのようです。
7月末頃に訪れたのですが、今回味わったのは桃のパフェ。

その助言に素直に従い、まずは桃を取り皿へ。これで桃の落下の危険を回避して、とりあえずは一安心。

メインの桃を取り分けた後のパフェは、クランブルのサクサク食感とパンナコッタのフワフワ触感が秀逸。甘味の中にタイプのことなる2つの触感があって、美味しくも楽しい。

取り分けた桃をナイフで切ってみると、中にクリームが入っていました。桃はとてもフレッシュで、スイーツであるかのような味わいになっています。パフェの中にも桃の果肉がたっぷり! フレッシュな桃をカットして食べつつ、パフェを食べ進んでいくとジュレの層が出てくるんですが、これが程よい塩味。しょっぱいジュレでスッキリとした後味になりました。
「朝からパフェというのも趣があって良いかな?」と軽い気持ちで食べに来ましたが、想像よりクオリティの高いパフェ体験で大満足。
ちなみにお店のガーデンには、室内で手軽に育てられる多肉植物なども豊富に揃っていて目を引きました。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
FARMER'S KITCHEN(ファーマーズキッチン)
住:大阪府茨木市佐保194-4
TEL:072-649-1001
営:月~金 10:00~17:00(L.O. 16:30)/土・日・祝日 10:00~18:00(L.O. 17:30)
休:なし(年末年始休業あり)
https://the-farm.jp/osaka/kitchen/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。