●『忽布古丹醸造』の直営ビアバー『Tap Room BEER KOTAN』の魅力をご紹介します。
冷たいビールが恋しい季節。
恥ずかしながら、生まれて一度もクラフトビール専門店に行ったことがなかった筆者。調べてみると、札幌にも多くの専門店がありました。
今回ご紹介するのは札幌のクラフトビール専門店の中でも、タップ数が12種類と充実しているブルワリー直営店の『Tap Room BEER KOTAN(タップ ルーム ビア コタン)』。
クラフトビールの充実ぶりはもちろん、ビールによく合うおいしい料理も堪能できるとの噂を聞き、さっそく訪問してみました。
『忽布古丹醸造』の直営ビアバー

上富良野町といえば、北海道のほぼ中央に位置し、“ラベンダーのまち”としても有名な町ですが、ここは実は北海道で唯一ホップが商業的に育てられているエリア。
そこに2018年に創業した『忽布古丹(ほっぷこたん)醸造』の直営ビアバーが、今回ご紹介する札幌の『Tap Room BEER KOTAN』です。場所は地下鉄・大通駅から徒歩3分ほど。会社帰りにちょっと一杯……という時にも寄りやすいお店です。
その特徴は、新鮮な上富良野産のホップを定番ビールに100%使用していること。この至極の一杯を求めて、連日クラフトビール好きで賑わっています。

用意されている定番ビールは3種類。年間では、期間限定品も合わせて70種類を超える醸造セレクションを堪能できます。
ピルスナーの「upopo(ウポポ)」(意味は「歌」)、ペールエールの「nonno(ノンノ)」(意味は「花」)、フルーツエールの「haskap(ハシカプ)」(意味は「ハスカップ」)。
という具合に、定番ビールにはアイヌ語の名前が付けられており、それ以外のビールは9種類あります。
樽が空くと新作のクラフトビールを開栓するシステムなので、ほぼ毎週のように新しい味のクラフトビールに出会うことができます。

筆者は見た目に惹かれて定番の「ハシカプ」を注文。
「ハシカプ」は、とても飲みやすいビールです。口当たりがよく、ハスカップの爽やかな酸味と甘みが最高。クラフトビールに初挑戦する人にもおすすめです!
そして、こちらのビールのペアリングとして店長の森谷さんにおすすめされたのが「道産チーズとドライフルーツ」です。

ビールとドライフルーツの組み合わせがまったく想像できなかったのですが、ドライフルーツの優しい甘さとクラフトビールの爽やかな酸味が相性抜群で、ビールがどんどん進みました。

ちなみにこのお店、土日はお昼12時からオープン。ランチ限定のホットサンドをはじめ、料理も充実しているので、夜とは違った楽しみ方もできます。
テラス席が常に開放されているので、アウトドアな気分でビールを楽しむのも気持ちがいいですね。
わからないことがあれば、スタッフさんに聞きましょう。
まとめ

クラフトビール専門店に初めて訪問した筆者、実際訪れてみると、クラフトビールの種類やペアリングなど筆者が思っていた以上に楽しくてワクワクする空間でした。時間によっては待つこともあるので、お店に行く際は予約しておくと確実です。
●SHOP INFO

Tap Room BEER KOTAN(タップ ルーム ビア コタン)
住:北海道札幌市中央区南2条西3-13-2 パレードビル 3F
TEL: 011-221-2505
営:17:00~23:00、土・日12:00~23:00
※料理22時、ドリンク22時半LO
休:不定休
https://www.hopkotan.com/taproom
●著者プロフィール

谷本こと美
北海道在住、2級フードアナリスト。趣味は新しいお店の開拓。ごはん系、麵系、スイーツまでジャンルは問わず、「気になる!」と思ったら即突撃の行動派。俳優活動もしているので演技の表現力を、グルメレポートにも活かしたい今日この頃。話題のお店や気になるお店をたくさん紹介していきます。