●ジャパン・フード・セレクション金賞受賞!長く愛される手みやげの品が、横浜『えの木てい 本店』の「チェリーサンド」です。その美味しさの秘密を探りました。
東京駅や品川駅、デパ地下に行くと、行列ができる洋菓子があります。多いのが、分厚いバタークリームがサンドされたバターサンドクッキー。そこで思い出したのが、時々無性に食べたくなる老舗洋菓子店の逸品です。
それが、筆者とっておきの手みやげとして持参する『えの木てい 本店』の「チェリーサンド」。さっくりしたサブレにダークチェリーとクリームを挟んだ、横浜を代表する洋菓子の一つなんです。さらに、2万3000人のフードアナリストが選考する日本の美味しい食品・食材を審査する「ジャパン・フード・セレクション」において、第85回 食品・飲料部門で金賞も受賞しています。
横浜山手にある、1927年建築のレトロな洋館カフェ&洋菓子店

『えの木てい 本店』は横浜・山手に佇む洋館カフェ。数々のドラマの舞台にもなった同店は1927年に建築され、かつて外国人居留だった山手に残る数少ない西洋館のひとつとしても知られています。店内は暖炉やアンティーク家具などが配され、古き良き横浜を思い起こされる重厚な雰囲気。ここにいるだけで、心がすーっと癒されていくようです。
チェリーサンド、誕生秘話とは?

長く愛される、上品な味わいで愛らしい洋菓子、チェリーサンド。その誕生秘話にはこんな話があります。一つは、ケーキに様々なソースをかけて出していた時期に、チェリーソースの評判が高かったこと。さらに「チェリーを使ったお菓子を」と試行錯誤を重ねたのち、たどり着いたのがチェリーサンドだったから。
厚めのクリームなのに爽やか、滋味深い味

チェリーサンドがなぜ、長く愛されているのでしょうか?
それは何といっても、その上品で飽きのこないおいしさ。軽やかでさっくりしたサブレ、イタリアンメレンゲですっきりと仕上げたクリームの上品さ、時折、甘酸っぱいダークチェリーの酸味、ローストしたアーモンドの香ばしさが広がって、なんとも口福。
小さな洋菓子の中に潜んだ、美味の層。おいしくて、手みやげにするとみんな、ほっぺをふっくらとさせて顔を綻ばせて食べてくれます。
可愛い葉っぱ型は、えの木ていのシンボルツリーから
この着飾ってないのに愛らしい見た目も、人気の秘訣。お店の方に伺うと、「サブレの形はえの木ていのシンボルツリーとなっている、榎の木の葉をイメージしています。特別な思い入れのあるお菓子です」とのこと。看板商品への愛が深く伝わってきました。
手みやげに喜ばれる可愛いパッケージ

パッケージも横浜山手らしい上品さ。ぜひ、大切なあの人への定番みやげにしたら、きっと喜ばれますよ。まだ味わったことのない人は一度、お試しあれ。
お店ではもちろん、オンラインストアでも購入可能です。
●SHOP INFO
えの木てい 本店
住:神奈川県横浜市中区山手町89-6
TEL:045-623-2288
営:平日 12:00~17:30(L.O.17:00)
土日祝 11:30~18:00(L.O.17:30)
※変更される場合がありますので、ブログでご確認ください。
アクセス:元町中華街駅(6番アメリカ山公園出口)より約7分
駐:2台 ※近隣にコインパーキング有(港の見える丘公園入り口)
※ワンちゃん連れの方はガーデン席(外席)を利用可
https://www.enokitei.co.jp/product/cherrysand/