1984年のデビュー以来、日本の音楽シーンに革新をもたらしてきたアーティスト『TM NETWORK』。「Get Wild」「Self Control」をはじめとするヒット曲は世代を超えて知られています。
そんな彼らがキャリア史上初となる大型エキシビション『TM NETWORK 2025 IP』を開催しています。会場は『Ginza Sony Park』。2025年10月3日(金)までと会期も後半を迎えています。
40年を超える歩みを“IP”で紐解く展示

本展は「体感型知的公園(Intellectual Park)」をテーマに、「知の財産(Intellectual Property)」「知の公園(Intelligence Park)」「知の哲学(Inspiring Philosophy)」という3つの“IP”で構成されています。

「知の財産」では、多数のミュージックビデオや、アルバムごとのコンセプトを反映したツアー衣装を展示。さらに、過去の雑誌記事も手に取ることができ、時代を追体験できるのも魅力です。
「知の公園」は没入型のシアター空間。前方と左右の3面スクリーンに映し出される光と映像に包まれ、重低音に合わせて床が振動するソニーの最新技術によって、まるでライブ会場にいるような臨場感が味わえます。リミックスをした新曲 「We Can't Stop That Way」をはじめ、『Get Wild Continual』(画像のムービー)は今回のエキジビションのために作られたものだとか!

「知の哲学」では、メンバーそれぞれの言葉を通して創作の背景や思想に迫ります。音楽だけでなく、彼らが描いてきた“未来のリアル”を思考と感性の両面から探る展示が広がります。
参加型コンテンツで体験するTM NETWORK

そして注目したいのが、体感型のコンテンツ。すでに来場したファンの間でも話題になっていますが、宇都宮隆の代名詞ともいえるダンスを自分の姿で再現できる「DANCING REEL」をはじめ、

アニメ『シティーハンター』の射撃訓練場をイメージしたシューティングゲームも登場。ソニーが開発中の「ハプティックコントローラー」によって、銃を撃った時のような重みや反動をリアルに体感できます。
「すかいらーく」監修のコラボメニューも絶品

展示と並んで注目したいのが、地下3階『1/2(Nibun no Ichi)』で提供中のコラボメニューです。

どの料理も企画展の枠を超えた完成度! 銀座のレストランとして十分に楽しめるクオリティが魅力です。

映像、音、体験、食のすべてでTM NETWORKの世界観に浸れる『TM NETWORK 2025 IP』。ぜひこの機会に体感してみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
TM NETWORK 2025 IP
日程:2025年8月26日(火)~10月3日(金) ※休園日9月16日(火)
会場:Ginza Sony Park
時間:11:00~19:00(18:30最終入場)※一部日程は20:00まで
https://www.110107.com/s/oto/page/tmnetwork2025ip/