2013年に、ユネスコ無形文化財に「和食」が登録されましたが、その理由の一つとして、「だし」に代表される旨味も含め、素材そのものの味わいを引き出していることが挙げられていました。
その和食のだしを下支えする大きな役割を担うのは、もちろん鰹節をはじめとする乾物です。
『長谷金本店』は、ひらつかタマ三郎漁港のすぐそばに店舗を構える老舗の乾物店です。創業は明治23(1980)年。135年もの長い間、日本の食卓を支えてきました。
厳選された一本釣りの鰹節を毎日店内で削っているため、店に入ると削り節の良い香りがただよっていてとっても幸せな気持ちになります。
本枯れのかつお節・削り節の他にも、昆布・あおさのり・ひじきなど和食には欠かせない乾物が並んでいます。
削り節の山が見事!花かつおの量り売り
一番のおすすめは、血合いを抜いて作られた本枯鰹節の削り節。「この削り節でとったダシに勝るものはない、本当においしいよ」とお店の方のイチオシです。
「でも、家で毎日使うならこっちね」と見せてくれたのは、山盛りで量り売りされている削りたての花かつお。
お店の方いわく「今でも量り売りをしている店は、そんなに残ってないわね。店を続けていくのも大変なんですよ」とのこと。
秤に花かつおが乗せられるたびに香る匂いに、日本人で良かった!と感激しました。
初代萩原楽一の河童の絵がトレードマーク「七夕ふりかけも」名産品
長谷金本店には、かつお節を使った「七夕ふりかけ」もあります。甘じょっぱいカリカリの鰹節と鯖節のふりかけは、「湘南ひらつか名産品」にも選ばれたご飯がすすむ逸品です。
ちなみに、ふりかけのラベルや店の紙袋には可愛い河童の絵があります。これは、合羽橋に住んでいた、河童の絵で有名な、初代萩原楽一さんが描いたもの。
お店の方と交友があったそうで「平塚のおいしい刺身が食べたい」とよく遊びに来ていた萩原さんにお願いして描いてもらったのだそうです。天女河童や鰹を持った河童が可愛い。
「ひらつか匠の店」にも認定され、日本の食文化を伝承していくという使命感を持って取り組んでいるという『長谷金本店』。
食材選びにこだわり厳選された削り節や乾物で、和食のすばらしさを再認識してみては?
●SHOP INFO
長谷金本店
住:神奈川県平塚市千石河岸24-8
TEL:0463-22-0112
営:9:00~17:00
休:日・祝
http://hasekin.co.jp/
●著者プロフィール
中島卯月(なかじま うづき)
ライター・フードアナリスト。インタビュー記事・取材記事・コラムなどの執筆、またフードアナリストとしてジャパン・フード・セレクションに携わり、日本の食文化や食材と日々向き合っています。









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