今、ホテルのお持ち帰りスイーツが静かなブームになっています。旅先で出会った味を家で楽しんだり、大切な人へのギフトにしたりと、新しいホテルの楽しみ方として人気を集めているのです。
今回は、年間100軒以上のホテルを取材するホテルライターである著者が、実際に食べて「これは間違いない」と感じたホテルのクッキー5選をまとめました。
1. パレスホテル東京の「ココナッツサブレ缶」
パレスホテル東京のロングセラーといえば、白い缶にぎっしりと並ぶ「ココナッツサブレ」。缶を開けた瞬間、ふわりと広がる香ばしい香りと軽やかな食感に思わず笑みがこぼれます。シンプルながら洗練された味わいは、まさに“ホテルクオリティ”。手土産にしても絶対に外さない、王道の名品です。
2. アナザーインペリアル(帝国ホテル)の「クッキー缶Sélection EMMÉ」
帝国ホテルが運営するオンラインストア「ANoTHER IMPERIAL HOTEL」限定で手に入るのが、青山『EMMÉ』の人気商品をアレンジした「クッキー缶 Sélection EMMÉ」。白味噌×タヒチバニラが出会う「白味噌バニラ」、青のりで海を表現した「サブレ海」など、甘さ、塩味、スパイスのバランスが絶妙で、ペアリングを考えながら食べたくなる大人のためのクッキー缶です。
3. プルマン東京田町の「アソーテッド・クッキー」
春に登場した「アソーテッド・クッキー」は、8種類のクッキーを贅沢に詰め合わせたひと缶。ひとつひとつ形や厚みが微妙に違うのは、丁寧な手作りの証。爽やかな香りの「カモミール」やカカオにスパイスを効かせた「ディアマンカカオ」など、上質なティータイムにぴったりなラインナップです。
4. エースホテル京都の「オリジナルクッキー缶詰め合わせ」
エースホテル京都の「オリジナルクッキー缶詰め合わせ」は、海外のホームメイドを思わせるどこか素朴な可愛らしさが魅力。看板商品の「ココナッツクッキー」は、ロゴが入ったレトロなルックスと、軽やかな甘みのバランスが絶妙です。そのほか、「抹茶クッキー」「ピーナッツバタークッキー」「アーモンドジャムクッキー」など、王道の中にもしっかり個性を表現したラインナップで楽しめます。
5. 札幌グランドホテルの北海道らしい「とうきびサブレ」
札幌グランドホテルで買える北海道らしさ満点のユニークな「とうきびサブレ」がおすすめ。人気商品の「とうきびスープ缶」を模した容器に入っていて、食べてみるとほんのりコーンポタージュの味わいが広がり、かための食感で食べ応えも◎。
(撮影・文◎岩井なな)









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