「横浜グルメと言えば洋食や中華」そんなイメージを覆す、とっておきの一品に出会いました。今回ご紹介するのは、長年地元の人に愛されてきた和菓子屋『和菓子 伊勢屋』の「フルーツ大福」。
商店街の和菓子屋さん
神奈川県横浜市、笹野台商店街に佇む『和菓子 伊勢屋』。1969年に創業してお店を構えて以来57年、地元のハマっ子たちに愛されてきた老舗です。
場所は、相鉄線の三ツ境駅から徒歩で約5分。商店街を散策しながら、お店へと向かいます。
夕方までにはほとんど売り切れる「フルーツ大福」
商店街の通りに面したショーケースに、『伊勢屋』と書かれた紺色の暖簾、どことなく懐かしい雰囲気を醸しています。
店先に並ぶ和菓子は、常時20種類ほど。フルーツ大福をはじめ、みたらし団子・どらやき・豆大福・練り切り、ご飯物では赤飯おむすびや太巻きなど。つい端から端まで、全種類を買いそろえたくなってしまいます……が、この日はほとんど売り切れ!
筆者が訪れたのは平日の15時前、いかに地元の方たちに愛されているかが伺い知れます。
経験とカンがなせる技
なんとか購入することができた「フルーツ大福」がこちら。今の時期は「いちご大福」が販売されています。
かわいらしいラベルが印象的なこのいちご大福、見ての通り贅沢にも大粒の「あまおう」が一粒丸ごと使われています。
「毎朝5時から仕込みを始め、あんこや求肥も店内で手作りしています」と話てくれたのは、二代目店主の泉澤敦さん。その日の天候や気温・湿度に合わせて、きめ細やかに調整しながらあんこや求肥を作っているそうです。
特に求肥は、柔らかすぎるとドロっとしてしまい、かと言って硬すぎると食感が悪くなるため、細心の注意をはらって作っているのだとか。
信頼関係あってこその味
「信頼のある業者さんが厳選したあまおうが、いちご大福の味の要です」と話してくれた店主の泉澤さん。泉澤さんの要望に合わせて業者の方が、求肥や白餡に負けない甘味やコクのあるフルーツを季節に合わせて厳選しているとのこと。いちご大福の他、シャインマスカット大福やパイナップル大福、みかん大福など、旬の味わいを楽しむことができるのは、他ならぬ泉澤さんと業者さんとの信頼関係があってこその味と言っても過言ではありません。
愛されるお店の秘訣
お店を切り盛りされている泉澤さんの奥様である直美さんと、直美さんのお母様である小坂井勝子さんによる、気さくで温かみのある接客も伊勢屋の魅力の一つです。
「長年地元のお客様に支えられてきたお店なので、値段は上げずに薄利多売で頑張っています」とも話してくれた泉澤さん。
和菓子の味だけでなく、皆様の心意気と素敵な笑顔も「和菓子 伊勢屋」が愛されてきた理由ではないでしょうか。
お馴染みの一品なのに個性的
今回は売り切れで購入することができませんでしたが、他にもおいなりさんや豆大福、季節限定の和菓子等など、ショーケースの中は魅力がいっぱい詰まって……いたと思われます。中でもこちらの「太巻き」、使われている具材の案内を見てみると「くるみ」と書かれているではありませんか。
泉澤さん曰く「伊勢屋」の隠れた名物で、くるみの食感がアクセントになった味わいは唯一無二の逸品。次回お店に訪問する時は、フルーツ大福だけでなくこの太巻きも購入すべく、午前中に来店しようと心に決めた筆者なのでした。
ハマッ子が愛してやまない「フルーツ大福」は、季節を旬のフルーツで感じることができる逸品です。手土産にしても喜ばれること間違いなし、ぜひ皆さんも味わってみてくださいね。
(撮影・文 佐野仁哉)
●SHOP INFO
和菓子 伊勢屋
住:神奈川県横浜市旭区笹野台1-19-5
TEL:045-361-6704
営:9:00~18:00
休:月曜
●著者プロフィール
佐野仁哉
旅好き酒好きのフードアナリスト。ワインエキスパート・WSET Level3・UCCコーヒープロフェッショナルの資格を活かし、日本全国の美味しいものとお酒の組み合わせを日々研究中。
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