肉好き&餃子好きな人にとんでもない朗報です。あの業界屈指の精肉卸・ヤザワミートが、なんと餃子の販売をスタートするというではありませんか!
ヤザワミートといえば、肉の目利きを生かし、超人気飲食店も多数経営。
そのヤザワミートが、今度は“豚肉”で勝負。10月15日よりオンラインショップおよび一部店舗で「ヤザワミートのぶた肉餃子」を販売するというのです。これが朗報でなくして何を朗報と呼ぶのでしょうか。

上の写真からもわかるように、パリッとした焼き目が香ばしい羽根つきの薄皮餃子。じゅわ~っと湯気を立てて肉汁溢れ、ごはんもビールも、ガンガン進みそうなビジュアルですね。
使用するのは国産豚のウデ肉。バランスよく赤身と脂身をゴロゴロとした大きさのひき肉にして、ゼラチン質を豊富に含んだコラーゲンたっぷりの旨みを蓄えることを重視。また野菜は国産の白菜とニラを使い、下味をつけて薄めの皮に肉餡をぎっしり包んでいるそうです。

しかし、ここで1つ懸念が湧きませんか? “お取り寄せ”ということは、つまり、自分で餃子を焼かなくてはいけないんです。
筆者もこれまで、「美味しい」と評判の冷凍餃子を購入し、家で何度も焼いてきた経験がありますが、どうもうまくいかない。焦げ付く、皮が破れる、ベチャベチャと油っぽくなる。

しかし、安心してください。この「ヤザワミートのぶた肉餃子」なら、不器用な筆者でもプロ並みの餃子が簡単にできたのです。その理由をご説明しましょう。
簡単に美しい羽根つき餃子が完成

同封されている「羽根つき餃子の作り方」に忠実に調理してみました。その様子を、手順に沿ってご紹介したいと思います。
1.まず同封されている小麦粉を水80gでといておく
2.火はまだ点けません。冷たいフライパンに大さじ1の油を敷いて、凍ったままの餃子を円を描くようきれいに並べる

3.(1)の水溶き小麦粉を再度かき混ぜて、餃子の上に回しかける。これは羽根を作るのが目的です

4.ここでいよいよ点火。中火に調節し、フライパンに蓋をして7分間、蒸し焼きに

5.7分後、蓋を開ける。水分が残っていたら中火のままで蒸発させる
6.水分がなくなったら油大さじ1/2を鍋肌から回し入れる

7.羽根の具合がパリッとしてきたら火を止めて、フライ返しでお皿に載せて完成!

どうです? 専門店の「羽根つき餃子」と言っても遜色ありませんよね。自分でも、自分が作ったとは思えないほどの出来栄えです。
もちろん、食べても最高に美味。パリッと仕上がり、ムチッとした食感で、肉汁がじゅわ~っと溢れてきて、旨味を逃さず完璧。これまでさんざん失敗餃子を作ってきた筆者が、餃子の高い壁をあっさり超えた瞬間です。
得意料理を聞かれたら、もう「餃子」と答えてもよいんじゃないか、と思うほど調子に乗りかけましたが、しかし、これは全てヤザワミートのなせる技。最高の肉の旨味のおかげで、何もつけなくても美味しく、特製生姜ラー油はもちろん、酢と醤油、酢と胡椒、塩だけなど、様々なバリエーションで、肉の旨味を楽しむことができます。
というわけで、餃子好きの人も肉好きの人も、ぜひお取り寄せしてみてください。ちなみに、大丸東京店にある『ミート矢澤 テイクアウト 大丸東京』や恵比寿の『ミート矢澤 テイクアウト恵比寿』でも販売中なので、都内住みの人は購入することもできますよ。
(取材・文◎土原亜子)
●DATA

ヤザワミートオンラインショップ
http://ec.yazawa-meat.com