「卵焼き」はとても身近ながら、結構難易度の高い料理の一つですよね。しかも朝昼晩の食事からお弁当にと、どんな場面でも立派な副菜になります。
そんな妄想をしつつ、常々探し求めていたのが優秀な「卵焼き器」。料理人などがこぞって使っているといわれる銅製品にも惹かれましたが、最近、見つけてしまいました。絶対失敗しなそうな卵焼き器! それが、この光輝く『Fissler(フィスラー)』の「スペリオ エッグロースター 小」です。その一目惚れしたポイントをご紹介しましょう。
フィスラーの「エッグロースター」は見た目以上に高スペック!


この「エッグロースター」に惹かれたポイントはまず、衝撃を受けるほどの美しさ! 側面はミラー仕上げ、底面はヘアライン仕上げになっていて、まるで家電やスマホなどの電子機器を思わせるスマートな佇まいです。それもそのはず。世界に誇る日本の職人による研磨技術で仕上げられているんですから。
サイズ感も絶妙です。縦約32cm、幅約11cmと通常の卵焼き器より一回りほど小さく、卵ひとつから卵焼きが作れます。

手に取ってみると、思いのほか重量感があります。それはステンレス層とアルミニウム層を交互に重ねた「4層クラッド(4層構造)」になっているから。これにより、高い熱伝導率と蓄熱性を兼ね備え、熱ムラになりにくく、ふっくらした玉子焼きが作れるのです。

しかも、内側には「3層フッ素樹脂コーティング」が施されていて、こびりつきにくく、傷つきにくい。これなら料理の腕に関わらず、美味しい卵焼きが作れそうですよね。ということで、早速、卵焼きを作ってみました。
美味しくきれいな玉子焼きが焼ける、計算された形状

卵1個でも卵焼きが作れるこの「エッグロースター」。今回は卵2個にみりん、少しの塩を入れてシンプルな卵焼きを作りました。目指すは、料亭で出てくるようなきれいな黄金色の卵焼きです。
油を軽くひいて火をつけ、温まったら最初から最後までとろ火で焼いていきます。固まってきたら端からくるくると箸で丸めていきますが……とにかく巻きやすい! 内側が滑らかなカーブになっているのも、使いやすさの秘訣なのでしょう。


卵液がなくなるまで2、3回に分けて流し込み、巻いていきます。

何回か卵焼きを作ってみましたが、“とろ火”が肝心。ゆっくりと熱を伝えて焼くことで、ふっくら艶やかな美しい玉子焼きが完成しました。切り分けた断面もきれいに仕上がっていて、家族からは「買ってきた卵焼きなんじゃないの?」と疑われるほど。
●DATA
Fissler「スペリオ エッグロースター」小
価格:8800円(税込)
本体素材:ステンレス鋼、アルミニウム合金
サイズ:内寸9.5×15cm(幅11.2cm)×高さ4.3cm×深さ3.1cm、重量0.4kg ※熱源:ガス、IHを含むすべての熱源に対応
https://www.fissler.com/jp/products/product-detail/superior-egg-roaster-small/