日本で唯一のカレー専門のコンサルティング会社である『カレー総合研究所』。同社では、世界中のレトルトカレーの中から知られざる優秀な一品を発掘する「カレーオブザイヤー」を開催しています。
受賞作品には、ご当地に行かなければ入手できないものから限定ルートのみでしか販売していない名品が揃います。そんなレトルトカレーのラインナップ、見てみたいですよね。
すき焼きやしゃぶしゃぶなどこだわりの肉料理が楽しめる『スギモト本店』(名古屋)では現在、店舗の一角に「カレーオブザイヤー受賞カレーコーナー」を設置しています。どんなレトルトカレーが揃っているのか、見ていきましょう。
インド代表:「チキンコルマカレー」

インドならではのスパイスの調理法と技が生み出すスパイスの香り、キレ味を存分に楽しめる一品。日本人向きにアレンジされていないので、国内にいながら本場の味を手軽に味わえます。先行販売した楽天市場では、カレーデイリーランキング 1位を獲得した話題作です。
関東代表:「アスメシカレー 加須産いちじく入り」

国内で販売しているレトルトカレーの中でも、最大クラスの高たんぱく質と低脂肪を誇るアスリート向けのカレーです。国内屈指のアスリート養成学校である「花咲徳栄高校」食育実践科の生徒と、埼玉県加須市が共同開発した、全国的に有名な一品です。
関東代表:「野菜が主役のカレー」

東京都三鷹市など多くの農地が残る「JA東京むさし」で採れたジャガイモやニンジン、タマネギ、ナス、ホウレンソウ、トマトなど、新鮮な野菜をふんだんに使ったボリューム満点の野菜カレーです。
関西中四国代表:「阿波美豚のキーマドライカレー」

徳島のブランド豚「阿波美豚」を贅沢に使用した、旨みの詰まったキーマカレー。旨味調味料や着色料など添加物を一切使わず、子どもから大人まで家族みんなで楽しめる本格派の一品です。阿波美豚の特長である肉の濃厚な旨みとコク、そして歯ごたえが楽しめます。
九州代表:「甘酒カレー」

百年続く種麹屋『河内源一郎商店』がつくる、米麹とお米だけの甘酒をブレンドした珍しいカレーです。鹿児島県で麹を肥料に与えた黒麹豚を使用。香りとコクがあり、スパイスをピリッときかせた中辛テイストです。
九州代表:「おおいた和牛の白いカレー」

一見クリームシチューにも見える珍しい白色のカレー。マイルドな味わいで、おおいた和牛の旨みをダイレクトに味わえます。お祝い事の際は、福神漬けや梅干しなど赤い食品を添えて、紅白カラーにして食べるのもおすすめ。縁起物のカレーとしてもぜひ注目したい一品です。
九州代表:「黒豚を美味しく食べるカレーの素」

「黒豚を美味しく食べるカレーの素」は、その名称の通り、鹿児島が誇る「黒豚」の味を最大限に引き出すことのできる旨味たっぷりのカレーです。巣ごもりでますますレトルトカレーの需要が増えそうですが、ご当地モノは旅行気分も味わえそうですね。各地に行かずとも美味しいレトルトカレーが手に入る『スギモト本店』。カレーの新たな聖地として期待できそうです。
●DATA
スギモト本店
https://www.oniku-sugimoto.com/