初夏に入り、湿気多めのじっとりした日が続くと、さっぱりしたものが食べたくなりますよね。となると食べたくなるのがお刺身。
そこで、ボリュームも味もクオリティが高く、コスパの良い弁当が買えると聞き、向かったのは北新宿と西新宿の中間にある、魚屋&鮮魚居酒屋の『鷹丸鮮魚店 4号店』。西新宿7丁目に3店舗あるほか、新橋や千葉県の柏にもお店があります。
『鷹丸鮮魚店』で食べる魚の魅力の一つが、切り身の分厚さ。魚自体の甘みや旬の脂の良さ、贅沢な食感などが口いっぱいに広がるとのこと。もちろん店内でお酒と一緒に味わいたいところですが、今回はお弁当に注目です。果たしてどんな内容なのか、期待爆上がりで店に向かいます。
エビ、サバ、ホッケがドーン! 思っていた以上にでかい!

店に着き、店頭にあるお弁当を見て思ったのは…デカイ。お弁当のサイズが、ではなく、メインのおかずとなる魚がデカイ。
一般的な魚のおかずメインの弁当って、お弁当の器の右上? 一角のスペースに魚がスポッと入っている、って感じだと思うんですが、「サバ文化干し焼き弁当」(620円)は、サバの半身が弁当の対角線上にドーン。「ホッケ焼き弁当」(620円)も、なんとか蓋に収まっているけれど、弁当の対角線上、というか、お弁当の表面ほぼ1/3を覆うサイズ。「エビ天重」(680円)もエビの尻尾がはみ出ちゃっています。
弁当が置かれた後ろには、様々な刺身弁当の写真と「メニュー全品お持ち帰りできます」の文字が。刺身弁当は注文してから作ってもらえるようです。
ということで、『鷹丸鮮魚店 4号店』の人気&おすすめ弁当を3つ紹介します!
刺身7~8種が山盛り! ゴージャスな「タカマル弁当」1100円

まずは店名の入った、店を代表するお弁当「タカマル弁当」。この日は、バチマグロの赤身をメインに、サーモン、イシダイ、ブリ、キンメ、真鯛、イワシの7種。もちろん仕入れ次第で毎日内容は変わります。
「看板メニューを弁当にしたものですね。うちの店はもともと仲買いをやっていて、豊洲で毎日買い付けているため、安くていいものを提供しているんですよ」と話すのは店長の雑賀さん。
つまり、目利きが選んだその日イチオシの魚の盛り合わせ弁当。他にも店では、「マグロ弁当」(1100円)やテイクアウト「いくら丼」(1580円)、うに、いくら、サーモン、ホタテなどが入ったテイクアウト「北海道丼」(1980円)なども。刺身なので、もちろん賞味期限はなる早です。
サーモンとブリの脂がねっとりたまらないっ!「花盛丼」1100円

続いて、どんぶりでイチオシなのが「花盛丼」。「この丼は、脂ののった魚が多いので、パワフルで濃厚。どんぶりなのでかっこみやすいのもいいところだね」と雑賀さん。
そして、改めて箸で持ってみると、切り身をずしっと感じる。おそらくですが、スーパーとかで売られている、一般的な切り身の1.2~1.5倍の厚さ。
鮭の一辺約22cm。下にフライも隠れている「鮭ハラス焼き弁当」780円

そして、シャケ弁当史上、こんなに大きいシャケ、あったっけ? と思える怒涛のサイズ感なのが「鮭ハラス焼き弁当」。写真だとわかりにくいですが、例えていうなら直角三角形みたいな形で、一辺の最大が約22cm。手前の部分です。
「今日のハラスはそんなに大きくないよ~、日によってはもっと大きい時もあるから。30cmぐらいの時もあるね。鮭からどれだけ取れるかだからね~」。
ちなみに、店内で出しているハラスはもっと大きいとのこと。小ぶりサイズが弁当に回っているんだ~、と思いつつ、いや、弁当って考えたらかなりデカイって。

お弁当はオープンした2015年からずっとやっているそう。
他にも店の名物の「カニクリームコロッケ」(3個1100円)や「アジフライ」(1000円)、タコ・フグ・小エビの「唐揚げ3兄弟」(1380円)といったお惣菜も購入できます。
お弁当の中には、「しらす丼」(550円)や「おにぎり」(100円)など、リーズナブルな価格のものもあります。さらに、もし朝、新宿に来る用事があれば、朝定食の「焼きサバ定食」「焼きシャケ定食」(各500円)もおすすめ。8~11時まで食べることができます。
ランチタイムには行列もできることがある人気のお弁当。本当は店内でお酒と一緒に味わいたいところですが、自由に外出できるようになるまでは、お弁当で美味しい魚を味わうのはいかがでしょうか? 『鷹丸鮮魚店』のウリでもある、ボリューム感そして切り身の分厚さは、お弁当にも反映されていました!
(取材・文◎いしざわりかこ)
●SHOP INFO

店名:鷹丸鮮魚店 4号店(タカマルセンギョテン)
住:東京都新宿区西新宿7-7-24 GSプラザ 1F
TEL:03-5937-4650
営:11:00~23:00(L.O.22:30)※変更の場合あり
休:なし
※価格は全て税別
※緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などで営業時間の変更、休みなどがある場合があります。