●紅茶専門店でありながら、デカ盛りたまごサンドが食べられると有名な大阪『オレンジフィールズ ティーガーデン』に潜入。究極の「関西系たまごサンド」に出会えるのか、実食してみた。
たまごサンドといえば、ゆで卵を潰してマヨネーズと和えてパンに挟むのが基本ですが、最近では厚焼きの玉子焼きを挟んだりと、主に関西を中心にさまざまな進化を遂げています。
そんな関西系たまごサンド界隈で、一つの究極型を発見しました。そのたまごサンドは真四角のパンにたまごがギュウギュウに詰まったかわいいデカ盛りで、お店は紅茶専門店とのこと。気になる要素いっぱいなので、食べに行ってきました。
「天神橋筋商店街」横にあるスリランカ紅茶専門店

今回紹介するのは『オレンジフィールズ ティーガーデン』というスリランカ紅茶の専門店。最寄りの駅は南森町ということで、大阪メトロを下りて駅の周辺を散策しながら向かいます。
日本一の長さを誇る天神橋筋商店街がある駅の周辺はガヤガヤと活気があって騒がしいのですが、ビルとビルの間にお店を発見。エアポケット的に周辺の喧騒を忘れさせる、隠れ家のような佇まいとなっています。

テラス席に座りメニューを見て、お目当ての「本気のたまごサンド」を発見。お店の雰囲気は落ち着いた感じで、情報のように大きなたまごサンドがあるのか気になったので、「このたまごサンドって四角いヤツですか?」と店員さんに質問したら、「そうです。立方体の」と言われたので一安心。注文したいと思います。
一緒にドリンクを頼むのですが、普段の筆者はコーヒー派。
キューブ状のパンにスクランブルエッグがてんこ盛り! 本気の「たまごサンド」はどうやって食べる?

しばらすると運ばれてきた「本気のたまごサンド」。見事に立方体です! これは玉子サンドというより、パンの箱に入ったスクランブルエッグ状態。パンの大きさはギリギリ手の平に乗るくらいのサイズで、確かにかわいいデカ盛りサイズです。

お店の人から「食べ方は自由ですよ」と言われましたが、まずはコレですよね? フタの部分のトーストを半分にカットしてたまごをたっぷりと付けて味わいました。
プルプルのオレンジ色のたまごはふわふわ食感。ボックス状のパンは軽くトーストしてあって、フワモチとした食感の優しいパンとなっています。
その後もパンの箱全体が崩壊しないように注意しながら、壁を崩してはたまごを乗っけて食べ進めます。玉子は軽めの味付けとなっていて、付属のケチャップをつけたり、そのまま食べたりして、味の変化を楽しんでいるとあっという間に完食。

ちなみに、こちらのお店は近所に姉妹店「オレンジフィールズ ブレッド ファクトリー」というパンの店を手掛けていて、そちらの食パンを使用しています。そのため、タマゴサンドのほかに、フレンチトーストも絶品とのこと。
本格的なスリランカ紅茶は優しくて紅茶になじみのない人にもオススメ

「本気のたまごサンド」と一緒に頼んだ紅茶「ウバ茶」。インドの沖合いに浮かぶ島国のスリランカ産の紅茶で、高山で獲れる品種ということです。
飲んでみると花のようなフルーティな香りと、爽やかな渋みでスッキリとした飲み口。酸味もなく紅茶が苦手な人にもかなり飲みやすい品種で、「本気のたまごサンド」との相性もピッタリでした。
調査結果

まさに関西たまごサンドの究極系と言ってもいい絶品の「本気のたまごサンド」。このヴィジュアル&美味しさのインパクトについ圧倒されがちな『オレンジフィールズ ティーガーデン』でしたが、普段はコーヒー派の人にこそオススメの優しい紅茶に出会える専門店でした。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP DATA
Orange Fields Tea Garden(オレンジフィールズ ティーガーデン)
住:大阪府大阪市北区天神橋3-7-26 レジュールアッシュ梅田イースト102
TEL:050-5570-7884
営:水・日曜11:00~18:00(L.O. 17:30 )、月・火・木・金・土曜11:00~22:00(L.O. 21:30)
休:なし
https://www.orangefields-teagarden.com/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。