トータル1kg超え！ 2022年に本当に美味しかった東京の「デカ盛り定食」4選

2022年12月30日(金)10:46

　デカ盛りと聞くと、ラーメンや丼、カレーなど一皿で完結する料理を最初に思い描くことが多いですよね。ですが、食べ進めると“実はデカ盛りだった！”　と驚かされることが多いのが定食系だったりします。

一品ずつは、1kgに満たなくても合わせると実は1kgオーバーなのが、定食デカ盛りの面白さです。

　そこで今回は、2022年に食べた美味しくてインパクトのあった東京の「デカ盛り定食」4つを紹介します！

高級住宅街のデカ盛り約1.5kg！『飯食堂ひら匠』（広尾）の「日替わりAセット（生姜焼き）」

　おしゃれタウン広尾ではなかなか見られない、豪快な「日替わり定食」が食べられる店がこちらの『飯食堂ひら匠』。この日の日替わりは、生姜焼き定食でした。計測すると、生姜焼きは重さ417g、ラーメンは605g、そしてゴハンは415g（全て器の重さを除く）でトータル1437g。ご飯は半ライスも選べますが、おそらく半ライスにしても1.2kgになるかと思われます。

　メインディッシュは中華風の生姜焼きで、豚肉、ニンニクの芽、タマネギ、キクラゲ、ニンジン、下にレタスが敷いてあります。ショウガとブラックペッパーを効かせたパンチのある味わいでご飯が進みます。ラーメンは、鶏と豚ゲンコツの清湯スープで塩味。麺は細麺の縮れ麺で、具にはチャーシュー、ほうれん草、メンマ、ネギ。炒りごまが入っています。

　麺を購入する以外は、ほとんどが手作りだから出せる、このボリュームと金額。そして元気をくれるパワフルな美味しさが、広尾で働く皆さんに愛されているお店です。

●SHOP INFO

店名：麺飯食堂ひら匠

住：東京都渋谷区広尾5-2-25 本国ビル1階
TEL：03-5792-4191
営：10:00～翌4:00
休：なし（年末年始のみ）

電気街のデカ盛り2kg！『野郎ラーメン』（秋葉原）の「豚野菜炒め定食・メガマシ・マンガ盛りゴハン」

　元々、デカ盛りラーメンのお店なのに、定食までデカ盛りになって驚きだったのが『野郎ラーメン』の「豚野菜炒め定食」。豚野菜炒めは重さは1397g、ゴハンは625g、そして唯一普通サイズのワカメスープは重さ104g（全て器の重さを除く）のトータル2126g。

約1.4kgのおかずを、約0.7kgのお米とスープで味わ定食です。

　看板メニュー「野郎ラーメン」を作る際に、野菜を中華鍋で煽りまくって焼き続けてきた結果、“ラーメン用だけではもったいない”、“むしろなぜ今までやってなかったんだろう”という発想からメニュー化されたのが「豚野菜炒めの定食」。看板にも『野菜を炒めて13年』と書かれています。

　強火で一気に仕上げるため、もやしもキャベツもシャッキシャキ。ほぐれる柔らかさのチャーシューは、背脂の甘みと合わさり絶品です。当然ゴハンとの相性は抜群。間違いない美味しさです。

●SHOP INFO

店名：野郎ラーメン秋葉原総本店

住：東京都千代田区外神田3-2-11
TEL：03-5296-8690
営：11:00～23:00（L.O.22:30）
休：なし

古本街のデカ盛り1kg！『しょうが焼きBaKa』（神保町）の「しょうが焼き定食」

　神保町にあるしょうが焼き専門店にもデカ盛りが存在します。『しょうが焼きBaKa』の「しょうが焼き定食」は、ゴハンが小・中・大・特盛の4つからセレクトでき、メインの生姜焼きも子ブタ盛・オススメ盛・ブタ盛から選べます。おかずとゴハンを最大のブタ盛＆ゴハン特盛にすると、生姜焼きは398g、ゴハンは400g、ブタ汁は250gでトータル1048g（※いずれも器などの重さは除く）。

　豚肉は甘い香りが特徴的なジューシーで、モチモチの食感と適度な歯応えを兼ね備えた秋田県のブランド豚「桃豚」のロース肉を使用。醤油ベースの甘辛タレで味付けしています。キャベツや玉ねぎなどの野菜は国産野菜が使われています。

しょうが焼きの味の要となるショウガは、高知県の壬生農園さんからその都度送ってもらったものを使っている素材へのこだわりもいっぱい詰まった定食です。

　ちなみに、新メニューでブタ盛を超えるバカ盛500（しょうが焼きが公式で500g）も誕生。生姜焼きを思いっきり食べるぞ！　と思った時に訪れたいお店です。

●SHOP INFO

店名：しょうが焼きBaKa 神田神保町本店

住：東京都千代田区神田神保町2-36-2 片桐ビル 1F
TEL：03-6910-0128
営：月～土・祝11:00～22:00（L.O.）、日曜11：00～15：00（L.O.）
休：なし