石井正則(七代目自転車名人)と疋田智(自転車博士)がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!

先週に引き続き、タレントの稲村亜美さんをお迎えしました。

今回はまず、自転車のトラック競技のお話から。

2年前にご出演いただいた際にも観戦体験について伺いましたが、実は稲村さん、昨年2024年にはプライベートでパリオリンピックを観戦されたそうです。陸上の桐生祥秀選手と交流があり、「オリンピックを生で見たい」という思いが高まったとのこと。開催の3週間ほど前に宿泊地や航空券を予約し、スケジュールを確認すると自転車競技も観戦できることがわかり、現地へ足を運ばれました。 ヨーロッパでは自転車競技は花形種目のひとつで、会場はまさにお祭りのよう。華やかな照明演出やDJによる盛り上げもあり、選手の走る姿を間近で見られる迫力はもちろん、ペダルやチェーンの音までダイレクトに伝わり、臨場感たっぷりだったと振り返ります。稲村さんは「次回のロサンゼルス大会もぜひ行きたい」とすでに考えているそうです。

続いて話題は「これから手に入れたい自転車」へ。2年前に出演された際には「いつかロードバイクにも乗ってみたい」とおっしゃっていましたが、まだ購入には至っていないとのこと。ただ、仕事の合間にロードに乗るたび、その独特の軽さや進み具合に惚れ惚れしているご様子でした。現在はクロスバイク、ミニベロ、さらに電動アシスト自転車を所有されていますが、石井さんも疋田さんも「稲村さんにはぜひロードに!」と意見が一致。

また、アンバサダー活動をきっかけに自転車に乗る楽しさはますます広がり、都内を走っていて「ルールを守る人が増えた」「ヘルメット着用率が上がった」と感じているそうです。また「東京の道は整備されていて走りやすい」とも実感されているとのこと。

そんな流れから、石井さんも疋田さんは「東京の街をロードで颯爽と走る稲村さんの姿を見たい」と背中を押していました。

さらに、稲村さんが今後やってみたいのは「自転車での旅行」。47都道府県はすでに旅した経験があるそうですが、四国ではまだゆっくり過ごしたことが少ないとか。疋田さんからは「高知の海岸線など、自転車で走ると素晴らしいですよ」とのアドバイス。そして、石井さんからは「四国は意外と広いのでロードがやっぱりいいかもしれません」。疋田さんからは「今治をスタートにすれば、ジャイアントの最高級モデルもレンタルできますよ」といった具体的な助言も飛び出し、今後の挑戦に期待が高まりました。

(TBSラジオ『ミラクル・サイクル・ライフ』より抜粋)

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