日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。



ゲストは、料理研究家の浜内千波さん!

黄金比で簡単  洋風ちらし寿司レシピの画像はこちら >>

今回のテーマは「ちらし寿司 !」
季節的にも少しイベントも多くなり、テンションが上がるメニュー!
ですが、作り方が難しい。道具が必要と思われていることも多い。
なので、購入するか食べに行くものではなく簡単にできる方法を教えてくださいました。

革命的!酢飯の簡単ロジック「1310」

酢飯のロジックを覚えるといろんなお寿司が出来る
酢飯を作る時はご飯の量に対し、酢10%、砂糖3%、塩1%の割合が黄金比。
レンチンごはんや普通の分量の水加減でのご飯でOK
調味料は合わせて溶かさなくてもいいです。直接ご飯に入れ込みましょう!
飯台(桶のようなご飯を入れる容器)は不要。ボールか器でもなんでもOK。
ウチワはいりません

「昔は『ご飯を固く炊きましょう』と言われましたけど、普通のご飯でいい、レンチンご飯で十分なんです」(浜内さん)
「もううちわはなくていい」と浜内さん。「あったかいうちに細胞が開いてるうちに水分を入れてあげるわけ。で、今度は急いで冷めてあげるとキュッと吸ってくれる」と酢飯作りの科学的な解説も。

お皿の上で作る、洋風ちらし寿司!

黄金比で簡単  洋風ちらし寿司レシピ
黄金比で簡単  洋風ちらし寿司レシピ


盛り付けるお皿で作ってしまって洗い物も少なくなります!

2人分の材料です。
ご飯 600g
酢    60cc(大さじ4)
砂糖 18g(大さじ2)
塩    6g(小さじ1)
生ハム 5~6枚
ゆで卵 1個~
アボカド 1/2個
粉チーズ 大さじ2
ゴマ 大さじ1
ベビーリーフ 適量
マヨネーズ  適量
黒コショウ 適量

作り方。
お皿に温かいご飯を盛り、砂糖、塩、酢を入れ、全体的に混ぜたら、広げて粗熱を取っておく。

(途中1回大きく混ぜておく。)(炊飯器の内釜や別のボウルの中でも混ぜてもOK)
生ハムを一口大に切り、アボカドは1cm角、茹で卵も同様に刻む
粗熱が取れた酢飯にベビーリーフ、生ハム、アボカド、卵を盛り付け、マヨネーズを絞り、粉チーズ、ゴマ、黒コショウをふって出来上がり

酢飯の役割
1. 油っぽい魚との相性が良い
2. 塩味で旨みが引き立つ
3. 生ものの保存性を高める
「昔はお塩とお酢だけだったのが、今はお砂糖も入れるのが普通になってきてる」(浜内さん)
江戸前寿司でもお砂糖を入れるのが一般的になってきているそうです。

黄金比で簡単  洋風ちらし寿司レシピ

スー小笠原:美味しい!これ本当に今年の運動会作ってほしいよね」

アレンジは無限大!冷蔵庫の余り物でOK
他にもおすすめの具材は
和風に:ごま、のり、オクラ、錦糸卵
肉系:牛そぼろ、ハム、鶏肉
魚介系:カニカマ、ちくわ、マグロ
野菜:玉ねぎ(生)、ピーマン、人参
味がついているものやコクがあるものを選ぶと簡単!
「冷蔵庫にあるものを全部乗せただけ」というのが浜内流。「塩胡椒して炒めたものでも構わない」

黄金比で簡単  洋風ちらし寿司レシピ

浜内千波さん
浜内さんは徳島県出身。
1980年から料理教室「ファミリークッキングスクール」を主宰。
いかに家庭で手軽に美味しい料理を作れるかを、40年以上 伝え続けている、まさに“家庭料理のプロ”!
「生活は踊る」月曜日の月1レギュラーで、おもに旬の食材を使った簡単料理や季節のレシピを教えていただいています。
材料や調味料が少ないのにしっかり味が決まるのが浜内流。これからご紹介するレシピ、ぜひ今夜試してみてください。

(「ジェーンスー 生活は踊る」2025年9月15日放送)

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