「私たちの未来は、私たちで作る!」
サステバ」は、あなたの「困りごと」、「モヤモヤ」、「お悩み」、
もしくは、「変えていきたい社会の課題」などを通して、みんなで一緒に「これから」を考えていく番組です。

今回もリスナーのみなさんからいただいたメッセージを紹介しました。

先日、「モリンガ」という植物のお茶を飲みました。

前にも飲んだことはありましたが、いったい何なのかをよく知らず、調べてみるとスーパーフードでした。
栄養素がたくさん詰まっていて、育てる際にも、二酸化炭素を沢山吸収してくれるとのこと。
栄養素が高いので、「貧困地域の栄養不足解消にも利用されている」と見ました。

我が家は、主人と娘が、高血圧気味だったり、娘が自閉症なので、イライラ対策としても家族でお茶を飲んでいます。
ルイボスティーのような草っぽい味ですが、ほんのり甘味も感じられて美味しくて好きです。

みなさんは、最近知った体にいいものはありますか?

小泉
モリンガティー、私も買ったことあります。粉状になっているもので、お湯に混ぜて飲むタイプのものを。

大石
味はちょっと、クセがあるんですか?

小泉
そうですね。でも私、元々お茶が好きで常に飲んでいるので、そういう人からしたらそんなに飲みにくい感じはないですね。

大石
さえちゃん、知ってました?

上村
名前だけ知っていましたけど、お茶として飲んだことはないです。

小泉
ちょっと、お高いかもしれない。

大石
そうなんですね。でもなんか、すごいんでしょ?

上村
ビタミン、鉄分、カルシウム、食物繊維などが豊富。そして、環境面でも注目されていて、モリンガ 1 本あたりの CO2吸収量は杉の木のおよそ 50 倍、一般的な植物の 20 倍にもなると報告されています。日本では九州や沖縄を中心に栽培が行われているということです。

大石
日本でも採れるんだ!

小泉
なんか、ある日突然、自然食系のお店で「モリンガ」という名前を見るようになった気がするんです。栽培を始めて「これいいね」ってなったのかしらね。

大石
知らないもの、いっぱいありますね。

上村
モリンガですが、厚生労働省は、妊娠中、または妊娠の可能性がある方は摂取を控えるよう注意を呼びかけてもいます。利用の際には、安全面にも十分に配慮してください。

小泉
うん。

上村
メッセージにもあったように、最近知った体にいいもの。大石さんは今日実際に持ってきてくださってますね。

大石
原稿見てきたからね!乳酸発酵ハナビラタケ。

小泉
元気が出る感じですか?

大石
疲れている時の社長の必需品!

上村
結構、長い間愛用されているんですか?

大石
漢方なんですけど、10年くらい飲んでますかね。通販番組みたいになっちゃうけど…

小泉
社長!!笑

大石
(笑)
風邪をひいている時も、疲れている時も、腰が痛い時も飲んじゃいますね。

小泉
私は若い時から健康にいいものに興味があるから、いろいろなものを試してきました。

上村
みなさんご存知かもしれないんですけど、オートミールを数年前から食べるようになりました。食物繊維も豊富ですし、なによりご飯を炊くのを忘れた時に電子レンジにかければ主食が数分でできちゃうんです。

小泉
2分ちょい。私も、よく朝食とかに食べています。米不足の時も「私にはオートミールがある」と思ったから「(お米は)買いたい人が買ってください」って感じでした。なんか、慣れない人もいるのかなとも思うけど、さっぱりしていてよくないですか?

上村
私は好きです。甘い系でもいいですし、しょっぱい系でもいいです。

小泉
納豆とかとも合うし、洋風のお粥みたいにしても。

お米よりも糖質とかも少ないと思うんですよね。

大石
2人とも肌もスベスベだし、いつも元気じゃないですか。リスナーのみなさんも参考になると思いますよ。

上村
そうかな。

小泉
最近はオートミールでできたバー、小腹が空いた時に食べるようなものもナチュラル系のお店には売っていたりします。

大石
それなら食べられそうな気がします。まだまだ知らない人もいるんじゃないですか?

上村
ヨーグルトと混ぜて1日寝かせたらオーバーナイトオーツになります。

大石
スイーツみたいなことですか?

上村
味付け次第です。蜂蜜とかかければ。

大石
へー。全然知らなかった。

小泉
そうなんだね。

地域を元気にするジュース!
山形県「NEUNEU」


番組後半は地域を元気にするジュース『(ねうねう)』を紹介♪
全部で 6 種類の味があって、 それぞれのビンには、かわいらしい猫ちゃんのイラストが描かれています。
元々は会社員をされていた森下孝行さんが新しい道に進み、ワイン用ぶどうの栽培を行いながらこのジュースを手掛けています。お話を伺いました。

農業を始める前は、愛知県で製造業とか、都内の方で電力プラントとかを輸出するような商社で働いていまして。
海外旅行とかで、ワインを飲むのが好きだったので、ワイナリーを回っていました。

そこで出会った人たちとか、ワイナリーの雰囲気やホスピタリティーに惹かれてしまいまして。
自分でワインを作ってみたいとか、こういう雰囲気を創出したいみたいなことを考えて、キャリアが違う道に進んでいるという感じなんです。

今は、山形県の上山市というところでブドウの栽培をしています。
上山は耕作放棄地がすごく増えていまして、高齢化で動けなくなってしまうと、誰も耕せなくなって雑草が生えて。
そういったところを救いたい思いで始めたのがきっかけなんです。

農家さんからすれば、ブドウの木が切られていくというのは、何十年も育ててきたっていうのは悲しいことで。
おじいさんとか、自分で切るときに泣いていたりすることもあるほどですし。


私が借りているような畑というのは、おじいさんが怪我をして出来なくなってしまって、おばあさんだけなので、誰かやってくれないかということで耕作放棄地を引き継いだところなんです。
そちらを引き継いで栽培し始めてから、初めて出来たブドウをおばあさんに持って行った時は、涙ながらに「神棚に納めるね」って喜んでいただいたことがありまして。
こういう体験を、いろいろな人に知ってもらいたいなというところがあります。

あと、わたしも移住者なんですが、若い移住者が、すぐに経済的な理由で挫折して、1 年や 2 年で帰ってしまって、なかなか定着しない現状があります。
そういった方々を、経済的にも自立したような形にできないかなと思って。

上山は、果物がなんでも美味しいんですが、 アピールすることが足りないなと思って。
このジュースというのを作っている方々から原材料を高く買って、経済的にも成り立たせてあげたいし、もうちょっと自分の美味しい果物をアピールする場を提供できたらなと思って、『NEUNEU(ねうねう)』というジュースを作りました。

若い方が入ってこないと、自分でも農業やっていて楽しくないし、 農業人口はどんどん少なくなっているので。 もうちょっと農業は楽しいものだとか、 格好いいものだって変えていきたいという思いがあります。

「体にいいこと、してるかニャ?」の画像はこちら >>
スタジオにneuneu!開けると香りが広がります♪


小泉
今目の前にあるんですけど…ブランディングというか、しっかり可愛く作られていて買いたくなるね。

大石
買いたくなるね。

小泉
ちょっと高いけど、プレゼントとか、自分にご褒美とかで買いたくなる。

いろいろな味があるんですけど、それぞれにニャンコのイラストがついていて。黒猫ちゃんはりんご、ステゥーベン(ぶどう)は茶色の猫。
私の友達も、甲府駅の近いところにあったぶどう園をおじいちゃんたちが閉める、ってなった時に、素人だけど「やってみよう!」って思ったんですって。

大石
すごい。

小泉
それで、カメラマン、役者、建築デザインの子何人かでやろうってなって。ちょうどその時期に彼と舞台をやってたからシャインマスカットをしょっちゅう持ってきてくれて「シャイン天国だ!」ってなったんですよ。そういうことって各地で起こっているかもしれない。

大石
うん。

小泉
ぶどうって傾斜があるところに作るじゃないですか。だから、年齢を重ねた時に作業が大変になるのはあるかもね。彼らは上の方に小屋を立てて、テラスみたいなものを作ってそこで焚き火ができるようにしていて。舞台が終わった時に1回お邪魔したんですよ。こうやって商品にすることも、その場所をどう使うか、っていうのはいろいろなアイデアが出てくるのかな、って思いましたね。

上村
せっかくだから、飲んでみますか?

小泉
黒猫ちゃん(りんご)で。

上村
ちなみにこの猫ちゃんたち、それぞれ原材料となる果物を生産している農家さんをモチーフにしているそうです。
たとえば、りんごの場合、生産者さんは若い女性でとっても優しいけどなかなか振り向いてくれない…というイメージをこめた「黒猫」ちゃんだそうです。

小泉
(笑)
すごく色が濃いですね。あ、おいし~!

大石
おいしい!

小泉
すごく甘いね。

上村
これ、丸ごと絞った果汁100%ですって。後味が残りますね。

大石
「みんな商店」におきたい。

小泉
置いてほしい!可愛くて、2本セットとかで買ったらギンガムチェックの小さいカバンに入っていて、猫ちゃんの缶バッチがついていて。いろいろなセットがあって、売り方を考えていらっしゃるんですね。付加価値。

上村
これ、プレゼントでもらったらすごく嬉しいですよね。

小泉
すごく嬉しいと思う!小さいお子さんでも飲めそうだし。

上村
なにより、味が本当に美味しい。

小泉
6種類もあるんだよ。ラ・フランス、りんご、スチューベン、デラウェア、山ぶどう、もも。山形って、本当にフルーツが美味しいじゃないですか。デラウェアとか、あんまりジュースで飲んだことないよね。全部美味しそう!

上村
美味しそう!

小泉
これ、いいと思う。新しい農業にチャレンジする人はたくさんいるけど、若い人を周りの地域の人が支えないと難しいのかなって気はしますよね。

大石
こういう頑張っている人を僕らもピックアップして多くの人に知ってもらわないとね。

小泉
社長!!笑

上村
そして、ジュースの名前である「ねうねう」というのは、平安時代から鎌倉時代にかけて使われていた猫の鳴き声だそうです。みなさんもぜひ、検索してみてくださいね!

TBSラジオ『サステバ』より抜粋)

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