カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする30分。
今週は俳優の西村和彦さん登場。


レストアを愛する西村さんのカー&バイクライフのエピソードを伺いました。

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「爆走NSX」の裏話

1992年のカーアクションビデオ映画「爆走NSX かっとびブギ」。
こちらに主演していた西村さんですが、なんとNSXだと思っていたらアメリカから輸入したアキュラだったんですよ」と衝撃の告白。
当時、初代NSXがバカ売れ状態で映画のために車を押さえることができなかったそうで…。

しかもコックピッドがめちゃくちゃ狭く、走行シーンなどカメラマンが帯同できず。
仕方なくカメラとバッテリーを積んで1人で走行シーンを撮影していたら、なんとバッテリーがひっくり返った挙句、バッテリー液が漏れてしまって…
なんとアキュラのフロアに穴を開けてしまった仰天エピソード。
リセールを目論んでいたプロデューサーは頭を抱えてしまったそうです。

さらにこの映画「NSX」を大フィーチャーしているにも関わらず、HONDAからのバックアップなし。
「そんなことしなくてもNSXは売れてたんで、プロモーションする必要なんかなかったんでしょ」と、当時を振り返ります。

俳優の西村和彦 バイクレストアの魅力を語る

バイクの魅力

今は9対1で車よりもバイクに乗っている西村さん。
バイクも魅力を伺うと「よく『風を感じる』とか言うけど、あれは嘘ですよ。だってヘルメット被ってるんだもん。風を感じたければオープンカーに乗るべき」と持論を述べた後「バイクの魅力は傾き」と回答。
コーナーを傾きながら抜けていく景色が最高!
これはバイクか自転車じゃなければ味わえないわけで、これぞバイクの醍醐味と語ります。

俳優の西村和彦 バイクレストアの魅力を語る

バイクレストアの話

西村さんは山バイクに乗るようになってからメンテナンスにハマりました。
「しょっちゅうコケるんでバイクを自分で直す機会が増えて、そこからメンテをするようになった」とか。
そこからレストアの沼にハマり、最初は動くバイクを弄っていたのに気がつけば「壊れていれば壊れているほどよい」と不動車を漁り始めます。
エンジンが動かないバイクを直して火が入った時はまさにエクスタシー。

ちなみに西村さんのレストアポリシーは「お金をできるだけ掛けない」こと。
なのでネジ1本だって妥協なし。
できるだけ安く手に入れるため、アップガレージライダースに行っては、1時間ほどネジを物色しているそうです。

俳優の西村和彦 バイクレストアの魅力を語る

TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)

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