クリスマスに年末年始。贈り物に頭を悩ませている方もいらっしゃるのでは?そんな時の選択肢の1つとして、絵本はいかがでしょうか?とはいっても、いざお店に行くと何を選んだら良いか迷う!という方もいらっしゃるかと思います。

ということで、今回は、絵本のことならここにお任せ!「クレヨンハウス」に行ってまいりました!
 
そもそもクレヨンハウスとは…
・1976年に創業。作家の落合恵子さんが主宰。
・絵本や木のおもちゃ、オーガニック食材などを販売するお店。
・絵本や児童書については5万冊以上を常備しているという、まさに絵本のプロ。
・元々は表参道にあった店舗を3年前に吉祥寺へ移転。現在は大阪と吉祥寺の2店舗。
 
今回は、そんなクレヨンハウス東京店 子どもの本おもちゃ売り場の野村さんに「大人も子どもも楽しめる冬のオススメ絵本」を教えていただきました!

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ウクライナ民話「てぶくろ」
野村:1冊目は「てぶくろ」というウクライナの民話。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、本当にロングセラーの絵本。おじいさんが森の中で片手袋を落としてしまい、その森に住む動物たちが種類を越えて、みんなで1つの手袋に入っていくお話。たくさんの動物が1つの手袋に入れるのかな?とドキドキしながら読むのも面白くて冬にオススメ。大人も子どももというところで、ウクライナというとロシアとの戦争のことを思い出すかとは思うが、「平和」という事も含めて考えてもらいたいと思いこちらを選びました。

苅田澄子さん作、植垣歩子さん絵「おもちのおふろ」
野村:2冊目は打って変わって「おもちのおふろ」という人気シリーズ。

お餅のもーちゃんとちーちゃんが
レトロなお風呂にお出かけするお話。お風呂が変わっていて「醤油の足湯」や「きなこの砂風呂」など、色々なお風呂があり、そこに入るお話。登場人物もニンジンなど、色々なキャラクターが可愛らしく描かれていて、何度見ても楽しめる。
山内:文字数は少ないけど、絵が細かく描かれているから盛り上がりそう」
野村:文字だけで情報を得るだけでなく、絵からも情報を得られるので小さなお子さんも楽しめるお話で、お店でも人気が出てきている。寒い季節にお風呂の絵本で温まってもらいたい。

五味太郎さんの「たびはみちづれ」
野村:3冊目は、五味太郎さんの作品「たびはみちづれ」。来年は午年。干支のシリーズの中の馬をテーマとした1冊。「私は旅をしています“パコパコ”旅の基本は一人旅“パコパコ”」といって、長く胴が描かれた馬の背中に色々な人が乗るお話。「ポコポコ」「パコパコ」とリズミカルに読んでいけるので、自分のリズムやペースでページをめくりながら楽しんでほしい。

絵本のことはお任せ!クレヨンハウスが選ぶ冬のオススメ絵本と取材報告!

▼今回は「大人も子どもも楽しめる冬のオススメ絵本」を教えてください!と、こちらからはお願いしたのですが、そのほかにも、「みかんが出てくる本」「ウサギが登場する本」など、絵本選びに迷ったときには、ぜひ、クレヨンハウスの店員さんに声をかけてみてほしい、とのことでした!そして個人的に気になっていた、絵本を読む際のコツについても聞きました。  


野村:読む方としては正確に、文字の通りに最後まで読まなきゃいけないと思うかもしれませんが、ストーリーにこだわりすぎずに読むこと。

読みながら、子供などの聞き手の反応などを確認して、本の方をちゃんと見てくれているかなと気にしながら、スピードやテンポを調整してみると、
うまくいくかと思う。例えば、登場人物の名前をお子さんの名前に変えてみたり、
本人もストーリーに入り込める話し方をすると、お子さんも最後まで読めるかと思う。

▼店内をご覧になっているお客さんにも少しお話を聞いてみました。

20代・女性:きょうはクリスマスに向けて友達や自分たちにプレゼントが何かないか見に来ました。
「ぐりとぐら」だったり、昔、歯医者さんとかで見ていた本で、懐かしいものを
あえてプレゼントにするのも良いかなって。
親子:友達が上京してきていて、絵本を買ってくれるとのことで来店。
生まれたときからクレヨンハウスの本をプレゼントしてくれていて、今日も誘ってくれた。(3歳のお子さんは仕掛け絵本に夢中)

絵本のことはお任せ!クレヨンハウスが選ぶ冬のオススメ絵本と取材報告!

▼小さなお子様から、シニア世代の方まで、幅広い年代の方でお店はにぎわっていました!図書館のように、店内の本をじっくり読めるテーブルもありました。そのほか、絵本だけではなく、同じフロアにはおもちゃがあったり、カフェのフロアや雑貨のブースなどもあるので、長時間いても飽きない!

ぜひ、絵本や贈りもの選びの際には、クレヨンハウスを利用してみてください!

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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