TBSラジオ『サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』は毎週土曜日24:00から放送中!

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?の画像はこちら >>

「週刊少年ジャンプ」が2018年に創刊50周年を迎えることを記念してTBSラジオで新番組「サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ」がスタート!普段は滅多にメディアに出ることのない「週刊少年ジャンプ」の漫画家先生たちをゲストに、MCのサンドウィッチマンが、ここでしか聴くことのできない、スペシャルなトークを展開します!

今回のゲストは『テルマエ・ロマエ』 『オリンピア・キュクロス』の作者、ヤマザキマリ先生でした!

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

富澤:ヤマザキマリ先生は男性を描くのが女性を描くより得意なんですか?
ヤマザキ先生:そうですね。男の人の体の方が描いていて面白いんですよ。

造形が読めないです。女の人って、つるっとしているんで割とすぐ描けてしまうってゆうか…キレイなんですけど、私は男の人のお尻をうまく描く事が生きがいだった時があって…
富澤:ははははは!
伊達:へえー。
ヤマザキ先生:いかにうまく男の尻を描くか…男の人のお尻の方が圧倒的に表情があるっていうか…
富澤:ケツに表情が?(笑)
ヤマザキ先生:人格がある…尻格?なんかある…味わいが。
サンド:(爆笑)

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

ヤマザキ先生:男の人が例えば虚勢を張ったりとかもお尻には全部出ちゃう。変な言い方だけど。
富澤:お尻を見ればわかる。
伊達:お尻で語るみたいな。
ヤマザキ先生:その人の背中やお尻を見ると、本当はちょっと頼りない部分だとか気弱な部分だとか…
伊達:ケツ見られたらアウトですからね男性は。
富澤:負けですからね。
ヤマザキ先生:動物は大体、お尻を見せたら負けを意味するっているのがあるから…

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

伊達:メールも来ているんですよね。先生に対して。
富澤:読んでみたいと思います。
ラジオネーム「ころちゃん」さん。

「先生も本に書いていらっしゃいましたが、日本は個性を大切にと学校で教えられているのに、社会に出ると全て使える、使えないで判断される気がします。日本においては個性的であるためにはどんな事が必要だと思いますか?」

ヤマザキ先生:個性をドンと自信を持って堂々と、毅然と守っていく事ですね。ある地点になるとやっぱり私の進路じゃないけれども、学校の先生に「こんなのじゃ食っていけないだろ」って言われた途端に私、長いものに巻かれるドアが開いちゃうんですよ。「やっぱりそうかー」みたいな。そっちの引力の方が強いから。
伊達:確かに。

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

ヤマザキ先生:でもそう言われても譲れない、これは私にしかわからない感覚だからとか、周りに合わせれば万事うまく収まるって訳ではないですよ。実はその人なりに備わっているプログラムがあって、失敗も含めて。だからそれを端折っちゃうと人間として欠陥品になっちゃう可能性がありますよね。安心だけを求めて生きていこうとすると、イザとなった時に本当のスイッチが入らなかったりする。そう考えると個性ってすごい強みになるから。

海外は個性を持てとすら言わないですよね。そんなの当たり前だから。みんな違って当たり前なので。

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

伊達:ヤマザキマリ先生にとって漫画とは何ですか?
ヤマザキ先生:やっぱり表現なんだけど比喩ですね。自分がいろんなところで経験して来たり見て来たものを、伝授する感じ。自分はこうなのよって伝えるよりも、こういう人がかつていましたとか、こういう歴史がありましたって事を、今の人に伝えるスピーカー的な役割、伝道師かと。

サンドイッチマンが納得「男は尻を見ればわかる」?

 ♪ヤマザキマリ先生が選んだ一曲!
大ちゃん数え唄/吉田よしみ(のちの天童よしみ)
子供心にこの歌のパンチ力、かっこいい歌だなーと聞いててて思って、今でもカラオケで歌いますけどね。(ヤマザキマリ先生談)
編集部おすすめ