「週刊少年ジャンプ」が2018年に創刊50周年を迎えることを記念してTBSラジオで新番組「サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ」がスタート!普段は滅多にメディアに出ることのない「週刊少年ジャンプ」の漫画家先生たちをゲストに、MCのサンドウィッチマンが、ここでしか聴くことのできない、スペシャルなトークを展開します!
12月1日(土)のゲストはゲストは『To LOVEる -とらぶる-』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の作者、矢吹健太朗先生でした!

伊達:前回のゲストの「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ先生から、矢吹先生にメッセージを預かっております。「どうやったらそんなに女性の体をキレイに描けるんですか?身近にモデルでもいるんですか?」あれ?(収録時スタジオに見学にいらした)奥さんかな?(笑)
富澤:違う?(笑)
矢吹:僕はそんなにモデルとかいないんです、昔から、描くキャラクターに対して。
富澤:カッコいい事言うなあ。
矢吹:割とそれを見たときに、自分がやっている作業ってこの感覚に近いなと思って、紙の中に自分のの中で完成形はあるはずなんですよ。それを手で表現できるかどうかっていうのを割と昔から追い求めていて、それでも満足はいかないんですよ。本当はこの画の理想の状態にもっと行けたはずだなというのが描き終わった後にあって、もっと可愛くできたかもっていうのが常にある…
富澤:まあねー、締め切りがあるからそれは提出しなければならないけど…
矢吹:そうなんですよ。締め切りとの兼ね合いと、その時の実力で出せる分しか出せないんですけど。なんかそう理想を追い求めるのが大事なんじゃないかと思いますね。

矢吹:こち亀の秋本治先生とよくお話するんですけど、これ(お色気シーン)は必殺技なんですよって話をしたらすごく納得されて。バトル漫画って必ず必殺技が大ゴマであったりするじゃないですか?僕の漫画におけるお色気シーンは、必殺技のシーンに該当するんですよと。
伊達:なるほどね。
矢吹:だからデカデカと描くし、ページをめくったら来るようにちゃんと描くんですよ。
富澤:なるほど。


伊達:えらいわー。これ(お色気シーン)少年たちがどう思うんだろうね?俺らが当時小学校の時に読んでいたジャンプには、あまりここまでのエッチなシーンないよね?
矢吹:僕、最初はここまでやるつもりなかったんですよ。やってく内にやっぱり、バトル漫画なんですよ。バトル漫画ってどんどん強い奴が出て来て、インフレしていくじゃないですか?お色気シーンも前描いたやつよりもすごくなって、どんどんインフレしていくという…
富澤:読む人もだんだんマヒしていって、アリになってんじゃないですか?
矢吹:見ている編集さんもだんだんマヒしていくから、今まで通らなかったものが通る様になる(笑)。
◆12月1日放送分より 番組名:「サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20181202000000