有楽町に出来たばかりの新しいプラネタリウム「コニカミノルタ プラネタリアTOKYO」について、12月24日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。
まずはどんなプラネタリウムなのか、「コニカミノルタ プラネタリアTOKYO」の佐野大介さんのお話。
▼【DOME1】「多目的デジタルドームシアター」
▼【DOME2】「プラネタリウムドームシアター」

▼ロビーの様子。外観は、日劇があったときと同じ作りです。

▼向かって左手が【DOME1】、右手が【DOME2】

▼ロビー天井の装飾はオープン当日(12月19日)の天体図だそうです

▼「コニカミノルタ プラネタリアTOKYO」佐野大介さんに聞きました

「プラネタリア東京」は、有楽町マリオンの9階「旧TOHOシネマズ日劇」の跡地に出来ました。2つのプラネタリウムドームや、VR(仮想現実)の体験施設、食べ物・飲み物・グッズなどを販売する施設があるなど、シネコンのような作りとなっています。
また、【DOME1】では最新の8K映像、【DOME2】では人気バンドDREAMS COME TRUEや久石譲さんの楽曲にのせて有名芸能人のナレーションと共に星空を楽しめたりと、様々なプログラムが展開されています。
さらに、2人で寝そべって星空を見られる「銀河シート」(クッション席)の設置もあります。
★有楽町にプラネタリウム復活!そして、実は有楽町にプラネタリウムをオープンしたのには、ある理由があったそうなんです。再び佐野さんのお話です。
◆「コニカミノルタ プラネタリアTOKYO」佐野大介さん:「渋谷のプラネタリウムが有名なので東京初は渋谷と思われがちだが、1938年(今から80年前)に初めてプラネタリウムが出来たのは、有楽町です。有楽町は演劇や映画、新聞の本社があったりと、文化や芸能だけでなく情報の発信地としても中心的な役割を果たしている街。東京のプラネタリウムといえば、渋谷で40年以上親しまれた「五島プラネタリウム」を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、実は東京で初めてプラネタリウムができたのは、毎日新聞の前身「東京日日新聞」が1938年に有楽町に開設した「東日天文館(とうにちてんもんかん)」だったんです。東日天文館は東京大空襲(1945年)で焼失してしまいましたが、80年の年月を経て、有楽町に再びプラネタリウムが帰ってきました。
★音楽と映像の融合で極上のリラックス空間にオープンから3日目の先週金曜に取材に行った際には、平日にも関わらず、若い方~70代位の方まで様々な年代の方が来ていました。そこで、皆さんに新しいプラネタリウムの感想を伺いました。
●「今までとイメージが違う。昔の理科の教科書のようなものをイメージしてたんだけど、音楽を聞きながらゆっくりできる感じでした。」●「他のプラネタリウムは星座の話が多いですが、今回は星を見つけた話が展開されて面白かった。今日は彼氏とペアシートで見ました。」●「ドリカムが好きで見に来た。楽曲と合っていて楽しく見られた。」●「久石譲さんのコラボレーションを見たんですが、音楽が良くて、星空と音楽がマッチしていて感動で震えました。凄いロマンチックで女性同士でも感動して凄い良かったです。宇宙感があって壮大な音楽でした。」私も久石譲さんの楽曲にのせたプログラムを見ましたが、オーケストラの壮大な音楽と銀河の映像が連動していて、とても幻想的な空間でした。
★日劇の閉館は寂しいけど…さらに、こんな方もいました。
●「9階に出来たということでどんなものかと来ました。この方は日劇時代に映画を見に何度も足を運んでいたこともあり、日劇の閉館は悲しかったと話していましたが、プラネタリウムの誕生には興味深々のようでした。
◆12月24日放送分より 番組名:「森本毅郎 スタンバイ!」内「現場にアタック」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20181224063000