DJ松永、山本耕史に嫉妬。「観てたらどんどん自尊心が削がれて」

2019年04月11日(木)16:28

TBSラジオで放送中「ACTION」(月-金15:30～17:30)。

水曜のパーソナリティは、CreepyNutsのDJ松永さん。

松永：初めて舞台を観に行ったときに、俺の内なる破壊衝動が掻き立てられてることに怖くなっちゃったんですよ。
幸坂：破壊ですか…？

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松永：舞台って、映画とかと違って、今、目の前で生でイチから作り上げられてるじゃないですか？しかも、観にきてるお客さんたちがマナーよく丁寧に観ている印象があって。そうなってくると、俺が今そこで「うわぁーーーーーー！」って会場を走り周ったらどうなるんだろう？っていう興味自分が勝てなそうになるんです。
幸坂：そういう思いを抱きながら舞台を観てるんですか！？
松永：肘置きを掴みながら観てました。
幸坂：えー！
松永：舞台を誘ってくださった方が目の前で演じてるんですよ。俺がもしステージに上がって演者と肩組んだりしたらどう言う気持ちなんだろう？って（笑）
幸坂：もう２度と誘われませんよ！（笑）

そんなDJ松永が最近観たのは、この前「愛のレキシアター　ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」。池田貴史さんのソロプロジェクトであるレキシの楽曲を元に構成されたミュージカル。

松永：俺が事前に抱いてたことは杞憂で、壊したいって衝動に駆られる暇もないくらい冒頭から入り込んで、むちゃくちゃ楽しかったんです。

松永：特に主演の山本耕史さんがめちゃくちゃカッコいいのに三枚目キャラを演じてるのがハマってて、しかもカラダが異常にムキムキなんです。
幸坂：鍛えてらっしゃるんですね。

松永：一軒家のセットがあるんですけど、１階から２階へ人間鯉のぼりみたいな感じで腕だけで上がっていったんです。
幸坂：体操選手ですね！
松永：そのあと歌を歌ったんですけど、むちゃくちゃ上手いんです！引き出しとして歌が上手い人っていうのは結構いるんです。

器用だな、すごいなって人はいるんですけど、山本耕史さんはミュージシャン的なんです。ちゃんと個性もあって華もあって、歌一本でもやっていけたんじゃないかってくらい上手くて。
幸坂：それで堀北真希さんのハートも掴んじゃって！
松永：ホントですよ！いくつなの！？いくつあるの！？って、俺それ観てどんどん自尊心が削がれていったんです。
幸坂：（笑）

松永：さらに後半になったときにギターも弾き始めたんですよ。
幸坂：うわ～、ギターまで！
松永：しかも早弾きまでし始めて、もういい！わかった！！大丈夫だよ～！怖いよ～！もういい！
幸坂：（笑）
松永：「楽しかった～！」で帰りたいのに、ひたすら自尊心を傷つけられて、「山本耕史さんに何物与えてるの、天！」って。
幸坂：いくつも才能をお持ちだったんですね。
松永：でもそれって努力する才能がエグいんですよ。ギターの早弾きだってそうですけど、天然でムキムキな人なんていないじゃないですか。
幸坂：なるほど。