女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今週は、お気に入りの山形弁「ケローナ」でご挨拶をしている檀さんですが…毎週金曜日は「プロの仕事」をテーマにお話しています。
日差しの強い夏に欠かせないのが帽子。麦わら帽子など、丸みを帯びたオシャレな帽子を1つ1つ手作業で仕上げているメーカーが岡山県笠岡市にあります。1897年創業の老舗「石田製帽」さん。笠岡市のエリアでは、麦わらをつぶして編んだ麦稈真田(ばっかんさなだ)の生産が盛んだった為、麦わら帽子の産地となっているそうです。
石田製帽のデザイナー兼 職人の石田勝士さんにお話を伺いました。石田さんのつくるストローハット、いわゆる「麦わら帽子」は、国産の天然素材を使って、手作業で製作。帽子作りに使っているのは、主に環縫いミシンというチェーンステッチで縫い上げていける古いタイプのミシン。糸締めの具合など微妙な調整をしているので、帽子がストレッチして、頭になじむんだそうです。また、かぶり心地がよく、デザインもシンプルなので飽きがこず、長く使えるとのことでした。
自分に合った帽子選びのコツは「どんどん試すこと」。帽子の「頭頂部の横幅」と、お客様の「フェイスラインの横幅」を比較して、帽子の方が少し広く見えるものを選ぶと小顔効果があるそうです。
ちなみに、カラーものの場合は、口紅やメガネなどで似合う色目と近い感じの色が、お肌写りも良くてお勧めなんだとか。これは、男女に共通した選び方のポイントだそうです。売場で試着するのって勇気がいりますが、皆さん! ここは強い気持ちで、たくさん試着させてもらいましょう!!
◆8月9日放送分より 番組名:「檀れい 今日の1ページ」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20190808062000