山本恵里伽「”女性のユニフォーム”について考えてみた」 アナウンサーコラム「〇〇について考えてみた」。今回は「女性のユニフォーム」について。先日閉幕した東京オリンピック。今回、体操競技でデビューした「ユニタード」という、これまでのレオタードよりも布の面積が広いユニフォームを、ドイツ選手が着用して話題になりました。女性アスリートの画像が、性的な目的で拡散されることが問題視される一方、過去に、女子ビーチハンドボールのノルウェー代表選手が、ビキニを拒否し、短パンを着用したところ、規則違反として20万円の罰金が科せられたことも・・・。「服ではなくスポーツに注目してほしい」という気持ちから選手たちが起こした行動により、アスリートのユニフォーム規則の見直しを図る事が発表されたそうです。
コロナ前、よくイベントの司会のお仕事をしていた山本さんは、毎回パンチラ対策を万全にして現場入り。本当は好きな服を来て、イベントの仕事に集中したいのに、絶対パンチラを狙ってくる人がいて、対策を取らざるを得ないんだそうです。しかし、「1日警察署長」など、衣装が決まっているものに関しては、自己防衛できない。警察署の方が、ひざ掛けなど用意してケアしてくださるのはありがたいけど、イベントの内容よりも、そっちのケアに一生懸命になってしまい、本来の目的はなんだったんだ?と思うほど・・・。
山本:アスリートは行動を起こした事で、ルールを変える動きにつながったわけです。だから私もここで声を上げたら何か変わるのかな…?なんか変えられるかなと思いまして。バービー:チャンス!マイクの前に座ってますから。山本:この場をお借りして言わせて下さい。アナウンサーのパンチラを撮らないで下さい!仕事に集中させてください!どうかお願い致します!!…切なる願い!!!バービー:いやもう…真っ当な願い!私が受けましょう!山本:ありがとうございます!!
2時台は陶芸家・林寧彦さん
ゲストは、6月に出された著書、「陶芸は生きがいになる」が話題の陶芸家、林寧彦さん。
大学卒業後、博報堂に入社。それ以来26年にわたり、CMプランナー・コピーライターとして超多忙な日々を過ごしていましたが、バブル崩壊により、その激務から徐々に解放。しかし、解放されたものの、趣味が無く・・・。そこから、ゴルフ、釣り、スキューバダイビング、エアロビ、プロモづくり、油絵などなど、いろいろ自分探しをしていく中で、1992年、39歳の時に「陶芸」と巡り合ったんだとか。
そこから一気に陶芸の世界にハマり、2000年、50歳にして博報堂を退社し、本格的に陶芸の道へ。2004年には、陶芸家として、日本工芸会の正会員に認定。数々の展覧会で入選し、何度も個展を開いてきた林さん、今回は2020年の作品「漣(さざなみ)」を実際にスタジオへお持ちいただきました!
林さんによると、陶芸の工程の中で、一番の楽しみは最後の「本焼き」。林:窯を開ける前の日、寝られないんですよね。どうなってるんだろうっていう・・・。確かドイツの思想家の言葉で、「夜寝る時に、明日の朝起きるのが楽しみな人は、幸せである」というものがあるんですよ。バービー:はぁぁ・・・。(感嘆)林:だから「明日の朝が楽しくない」「また始まってしまう」っていう、コロナもあってそんな空気もありますけども、明日の朝起きるのが楽しみになるという意味では、陶芸をやると、「どんなふうに焼き上がってるかな」っていう。窯に入るビフォーとアフターでは全く違うんで。僕の陶芸教室の生徒も、「どうなっているのか、ドキドキして寝られませんでした」っていう人もいて。何時間か先を楽しみに寝られるって言うのは、「生きがいそのものかなぁ」って気がします。バービー:本当ですね~。どうですか山本さん。明日を楽しみにして寝付けるかなぁ(笑)山本:最近、毎日疲れちゃってるので・・・。明日また仕事だなぁっていう感じなんで・・・。「どんな作品に焼き上がってるかなぁ」って、いいですねぇ。そういう楽しみのを持って、毎日過ごしていけるのは。生きがいになる。バービー:確かに。未来への希望みたいなところでいうと。林:歓迎します。山本:ありがとうございます!(笑)バービー:入り口が見つかりましたね。陶芸の。ちなみに、「漣」も焼き上がる前はグレー。それが焼き上がると、写真のように、鮮やかなブルーに。これもすべて、焼き上がらないと分からないんだとか。
50歳で会社を辞めて、プロの陶芸家に。林:(会社を)辞めたいって感じでもなかったんですけど…。山本:何が決断させたんですかねぇ。林:1つは、僕いつもスケッチブックいつも持ち歩いてたんですけど、ある時、会社に行く途中に、芙蓉の花が綺麗に咲いてて、足止めてスケッチしちゃったんですよね。で、「もうこれ戻れないかも…」って思ったのと、あと会議やってて「今年度の予算は…」とかって言ってるんですけど、その「年度」って言葉に引っ掛かっちゃって…「ねんどねんど」って言ってるうちに、「粘土をどうブレンドしてやろうかなぁ…」って。山本:そっちの粘土になっちゃう?!!!!
そんな林さんから、バービーさんへ「漣」をまさかのプレゼント!バービーさん本当に驚いていました!有難うございました!!今回のお話、陶芸の世界に興味を持たれた方は、ぜひ、林さんの著書をご一読ください。



2時台は陶芸家・林寧彦さん
ゲストは、6月に出された著書、「陶芸は生きがいになる」が話題の陶芸家、林寧彦さん。



