TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!35℃を超える猛暑日も珍しくなくなってきた日本の夏。塩分・水分・クーラー気分! ますます、日頃の熱中症対策が大切になってきました。
ということで、最近注目を集めている8月16日(月)の生活情報コーナーは、最近注目を集めている、運動前に飲む『アイススラリー』を紹介しました! 『アイススラリー』とは…液体に微細な氷の粒が混じったシャーベット状の飲み物液体に細かい氷の粒が混じったシャーベット状の飲み物。-1℃と低温なんです。人間の体は、脳や内臓など体の中心部分の体温が、およそ37℃になるよう調節されていますが、体温が上がり過ぎてしまうと、パフォーマンスの低下や熱中症を招きます。熱中症対策とパフォーマンスの維持のために体を冷やす方法に、体の外側から冷やす『外部冷却』と、冷たい飲み物などを摂ることにより、体の内側から冷やす『内部冷却』があるのですが、この『内部冷却』の新たな方法として注目されているのが、「アイススラリー」。細かい氷の粒に液体が混じった流動性のある飲み物のため、体に浸透しやすく、効率よく内側から体を冷やせるという特徴があります。(東北楽天ゴールデンイーグルスの選手らも、数年前からベンチ裏で取っているんだそう!)
“飲める氷”『アイススラリー』って知っていますか?【新しい熱...の画像はこちら >>
小笠原アナによると、松山英樹選手もアイススラリーを飲んでいるそうで、松山選手のスタッフからもらった際、カチコチだったので、脇に挟んで解凍して飲んだんだとか。ポイントは、「活動前に飲む!」ちなみに、近年、運動前に一時的に深部体温を下げる、新たな熱中症対策「プレクーリング」という概念が提唱されており、その方法としてアイススラリーが用いられているんだそう。活動前に飲むだけで、あらかじめ深部体温を下げることができ、その後の体温上昇を抑制できる、ということなんです。ですので、本格的なスポーツの場所以外でも「プレクーリング」活用できるかもしれませんね。最近では、大手製薬会社から、冷却効果に加え、糖質や塩分、ビタミンなどの補給も同時に行うことができる商品も発売されています。ということで、今日は、放送で試食してみました!①「ポカリスエット アイススラリー!!」
“飲める氷”『アイススラリー』って知っていますか?【新しい熱中症対策】
二人「凍らせたポカリ、美味しい!ドリンクより濃い目!微細なシャーベットを食べてみるみたい。」 ▼特徴としては…・ポカリスエットの電解質バランス・常温の時は液体状なのですが、凍らせるとスラリー状になる・常温保存可能(賞味期限9ヵ月)・100gの飲み切りタイプで一気にクールダウンできる。・税込み194円。
ドラッグストアや大塚製薬の公式通販サイトなどで購入できます。 ②「リポビタン アイススラリー for Sports」
“飲める氷”『アイススラリー』って知っていますか?【新しい熱中症対策】
大正製薬から発売されている「リポビタンfor Sports」シリーズのアイススラリータイプ。二人「ものすごく、リポビタンDの味がする!こちらも味濃いめ。」 ▼特徴としては…・汗で失われやすいナトリウムやカリウムなどを配合すると共に、クエン酸や、ビタミンB1・B2・B6等も配合。・お味は、柑橘系の爽やかさの中にもほんのり感じる甘さのあるハニーレモン風味(無果汁)。・税込み194円。ドラッグストアや大正製薬の公式通販サイトなどで購入できます。ドラッグストアなどで販売中。まだちょっと見かける機会が少ないかも? ③「自宅で簡単! アイススラリーを作ってみた!」実は、自宅でも作ることができる、ということなんだそうです。・まず、製氷皿でスポーツドリンクを凍らせます。・凍らせた氷状のスポーツドリンクを「3」、液体状のスポーツドリンクを「1」の割合でミキサーにかけ、完成です。二人「手作りはちょっと薄め!なので、ポカリスエットの粉から作るときなどは、濃い目に作るといいかも!」自作したアイススラリーは魔法瓶に入れれば、持ち歩きもできるということで、熱中症対策に持ち歩くのはもちろん、スポーツをされているお子さんに持たせてもいいかもしれません!ちなみに、注意点としては…・マイナス1℃の冷たい飲み物なので、一度に大量に摂ると逆効果になってしまうことも。・少量ずつ、自分の体調に合わせて飲んでみてください。
まだまだ暑さは続きます。ぜひ活用してみてくださいね!
“飲める氷”『アイススラリー』って知っていますか?【新しい熱中症対策】
編集部おすすめ