TBSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)オープニングでは、バービーがこの1週間に起きたこと・考えたことを振り返ります。(毎月3週目のパートナーは、藤森祥平アナウンサー)

結婚発表から約半年、ついに「主婦タレント枠」入り!?

結婚発表から約半年。バービーに新たなジャンルの仕事が!“主婦...の画像はこちら >>
8月21日の放送では、結婚発表から約半年が経ったバービーのもとに最近立て続けに舞い込み始めたという「新たなジャンルのお仕事」についてトーク。バービー:ちょっと私、藤森さんに相談していいですか?藤森:相談?私に?はい。
バービー:ちょっと私、ついに「主婦タレント枠」に入りそうなんです。藤森:お~。よっ!来た!新ジャンル!バービー:いいのかどうかわからないっていう相談なんですけどね。この1週間ぐらい立て続けにバーっとそういう案件が動いてきた気がしていてですね。結婚発表して半年ぐらい経とうとしているのかな。藤森:なるほど、そうか。いよいよ来てますね。バービー:若干さわさわとテレビ局内の情報が回った頃で、ちょうど動きだしているんですね。「主婦タレント仕事」みたいなものがやってきていて。実はね、私、結婚発表するにあたって、初めて事務所の偉い人と話をしたんですよ。藤森:ほう。
結婚発表から約半年。バービーに新たなジャンルの仕事が!“主婦タレント”としての最適解を考える
バービー:今まで自分の方向性について話したことがないんですけど、結婚後どういうスタンスになるんだろう?みたいなことを相談させてもらって。
私は一の懸念点として・・・唯一というか懸念点たくさんありましたけど。「めちゃめちゃ叩かれるのではないか」とか、「普通に面白いこと言えなくなるんじゃないか」とか。藤森:ああ。なるほど。バービー:いろんな懸念点がある中で、「主婦タレント仕事が来ること」が懸念点の一個だったんです。藤森:懸念の一番大きいところはなんでしょう?バービー:トークバラエティにおいて、「“勝ち組”みたいなレッテル貼られた上で独身女性にマウンティングをしなきゃいけないっていうバラエティがあった時どうする?」っていう。藤森:ああ。ありますよね。バービー:「そういうことだけは、信条・モットーとしてちょっとできないかもしれないんですよ」っていう話を事務所のほうにはしていて。でも、その時に事務所の人に言われたのが、「いや、でもここで今までのAパターン・Bパターンではない、新しい信条に則った笑いを出したらかっこいいんじゃないの?」って言われたんですよ。藤森:きたーっ!バービー:「えー私そんな腕ないですよー!」とかって言いながらもね、「えっ、かっこよくない?やれたら」って思っちゃったんだよね(笑)藤森:これ言われちゃうと、「おおっ?」ってなってね。バービー:そんな腕無いですけど、でも新しいX解っていうか、Xの最適解みたいなものを出せたら、めちゃめちゃ芸人としてかっこいいんじゃないかなと思って「じゃ、前向きに」とか言って。

芸人として、そして主婦タレントとしての迷い

結婚発表から約半年。バービーに新たなジャンルの仕事が!“主婦タレント”としての最適解を考える
バービー:そもそも、私はバラエティに出たいし、「出させてください」のスタンスなんですよ。お願いする立場だし。で、断りたくもない、NGも出したくないスタンスなんだけど、そこだけは慎重にいきたいと思ってたんです。で、いざ蓋を開けてそういうトークバラエティもきました。で、私のやり口としては、「のろける」というテクニックしかない(笑)藤森:(笑)まあまあまあまあ。のろけ。バービー:のろけしか今のところないですね(笑)藤森:でも、のろけって見ていてどちらかというと感じ悪くないというか。のろけ方によるのかな?バービー:そう。だから、すごいバサっとツッコんでくれる人がいないと成立しないというのはありますよね。実態としては、のろけてるのと本音がズレがないので。別にすごくやりやすいんですよ。やりやすいんだけど、「まあこれだけで大丈夫なの?」というのと、「折衷案取ると、大して面白くない」という。ホームラン打てない(笑)藤森:自分ひとりで決着できないというかね。
誰かにすっと受けてもらわないと、「あれっ?」っていう。バービー:そう。「これ、主婦タレントとしての話題の正解何なの?」っていうふうに思っているんですけど。でも、実際に今、バラエティ界的にも芸人にそんなにボケを求められてないみたいな風潮があるんですよ。若干感じるのが。藤森:そうですか。うん。バービー:なんかボケ倒していると、ディレクターさんとかが「いやいや、そういうのいらないので真面目に答えてください」とか(笑)「芸よりも人柄でテレビを撮りたい」みたいなところが若干増えてきているのかなって、肌感覚であるんですよね。だから、いいのかな。のろけもいいかな~?藤森:素でそうなんですから。そこが見たい。バービー:そう。
素でそうだし。

「主婦タレント仕事」の台本を見て、何かひっかかるバービー

バービー:主婦タレント仕事って、実際どんな案件があるのか。藤森:ええ。気になる。バービー:基本的に、「ステイホームで主婦は大変!時短で料理、ライフハック」系と、あと「主婦力を見ましょう。主婦対決!」系と、あとやっぱり「独身の方との比較」。これ系の3本柱かなって私は思っているんですけど。藤森:ええ。バービー:やっぱり、「家事、育児、仕事を女性は全部やって忙しいですから時短しましょう」とか、「主婦力試しましょう」とかっていう紐付けがちょっと多いのかなって気がして、私は若干そこが引っかかるというか。
結婚発表から約半年。バービーに新たなジャンルの仕事が!“主婦タレント”としての最適解を考える
バービー:「あれ、これに私が乗っかることによって、もしかしたら女性に対しての押し付けになりかねない?」って思うので、そこは少しずつ打合せでも話したりするようにしているんですけど。でも、実際に台本を見かけると、いかに女性が料理できちんとした品数を出して、栄養管理をしっかりした料理を家族に提供しなきゃいけないかっていうプレッシャーが、こんなに主婦にのしかかっていたんだっていうのを主婦タレ台本を見て気づきました。藤森:具体的な文言、クエスチョンはどういうものですか?バービー:一番私がしびれた質問。これは、実際にオンエアでは質問されなかったんですけど「質問案」として台本に載っていたやつなんですけど。
料理の流れでですね、「質問案1:ご主人の健康管理のために、料理で気を使っていることはありますか?」っていう質問。藤森:ああ。ほう。バービー:私的には、結構しびれたんですよね。「おお、こんなことを女性に。っていうか、既婚女性にはそれをしてしかるべきっていうニュアンスがあるんだな」と。でも、好きでやっている人ももちろんいるから。藤森:そうですね。すすんでやっている方もいますよね。バービー:「それが好き」という人もいるんだけど、「あ~。主婦タレ、主婦ってそういうこと?」っていうのを、ちょっと正直頭抱えた。ボーダーライン的に、ギリギリ私の中ではアウトかな~みたいに思った質問案。
藤森:これはでもありそうな質問だな。意図せずにというか。作り手側も気が付かなきゃダメですけど。
結婚発表から約半年。バービーに新たなジャンルの仕事が!“主婦タレント”としての最適解を考える
バービー:いや、そう。だから、オンエアでは質問されなかったけど、最適解出したい。藤森:どうします?バービー:これがもしかしたら、私の主婦タレ仕事のターニングポイントになるかもしれないですから。藤森:確かに。これで何かご自身のキャラが、新たな一面が決まるかもしれない。どうします?バービー:どうしましょ?それで一応ね、連れ合い・つーたんにも聞きました。

バービーがつーたんと導き出した最適解とは

バービー:話し合った結果、私たちの今の最適解は「私がおいしく食べてる姿を見せることが、彼にとっての健康です!」藤森:・・・(笑)バービー:ちょっと、ややウケ(笑)いや、こうなりますって。絶対。藤森:ちょっと待って待って。これ、どうなんだ…?(苦)
結婚発表から約半年。バービーに新たなジャンルの仕事が!“主婦タレント”としての最適解を考える
バービー:これやっぱりカットかな?(笑)ダメかな。どうなんでしょうね。モットーとしても別に私のことを曲げてはいないし。藤森:バービーさん的には、「これは違うぞ、この質問自体が」というのは伝えたいでしょ?バービー:はい。でも、私には「芸人としてのモットー」もあるわけですよ(笑)「どうしても、コメントでひと笑い欲しい」という。今さわさわってなった通り、実際テレビの前でやっても、さわさわっとなると思うので。みなさん最適解があったら送ってください(笑)藤森:さわさわ込みで何かっていう解はないんですか?私は素人であれですけど。その周りがさーってなるのも含めて。バービー:確かに。スベり芸ですね?スベりにいく?逆ギレするっていうのはありますよね。藤森:急速にキレるか。その質問、このトーンになった瞬間に、今までの穏やかな楽しいバービーさんじゃなくなるっていう。バービー:「バビたんでーす。ほにゃー」ってやってたけど、その質問が来た途端に「何聞いてんすか!」ってブチギレする?藤森:そうそう。「えっ?あれっ?どうしました?」っていう。バービー:周りをピリつかせるパターン?藤森:そうです、そうです。バービー:ピリつかせるパターンはちょっとな~(笑)でも、急に豹変する系はちょっとアリかもしれないですね。キレ芸っていうのもあるし。藤森:キレ芸の中でも一瞬ですから、かなり難しいかもしれませんけど。バービー:周りの人は「えっ、ガチ?ボケ?どっち?」ってなりますよね。あっ、それ含めてかな。藤森:それ含めて。いや難しいなー。でもね、大注目します。バービー:新しい主婦タレ像を出していこうと決めたけど、どうすればいいかわからない一週間でした…。
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