TBSラジオ「ACTION」。1月9日(木)のパーソナリティは、作家の羽田圭介さん。
ゲストコーナーには、フリーアナウンサーの田中みな実さんにお越しいただきました!
幸坂:田中さんと言えば、去年12月に発売されたファースト写真集「Sincerely yours…」がなんと30万部を超える大ヒット!
田中:ありがとうございます。
羽田:これだけのヒットって予想されてましたか?
田中:してないです。だって羽田さんが以前あったかタイムの収録に来ていただいた時はまだ発売前で、売れなかったらどうしよう…って言ってたら羽田さんが「全国の書店に行ってサインしちゃえば返品できなくなるから、サインは一つの手ですよ!」って教えてくれたじゃないですか(笑)
羽田:言いましたね。
田中:だから本当に全国まわる覚悟でいたんですが…。
羽田:蓋を開けてみたら、30万部!僕そんなに本売ったことないですよ。
田中:うふふ(笑)嬉しいです。
羽田:そもそも最初は乗り気じゃなかったんですよね?
田中:乗り気じゃないっていうか、だって1冊丸ごと田中みな実の写真集なんて誰が興味持ってくれるんだろうっていう。2、3年前にお話いただいて、「やれない!」って言ったんです。だって売れる見込みがないものを売りたくないじゃないですか、実績もないし…。
羽田:でも数年経って、「やる!」って決めたんですよね?
田中:編集者の方が宝島社の女性で、その方がいっぱいデータを出してくれたんです。「みな実さんがやってるこの雑誌の表紙はすごく売れました!」とか言ってくださったんだけど、雑誌ってみんな中身を見たくて買ってるから表紙は表側でしかないから私で売れてるわけじゃない!とかやりたくない理由をいっぱい並べてたんです。

幸坂:ええ~!
田中:でも、彼女の熱意に押されたっていうのもそうですし、せっかくトレーニングとかしていて30代前半の今の自分の状態を残せる機会があるのであれば、ありがたくやらせていただこうかなと思って。
羽田:そうだったんですね!最近、女性人気がすごいってよく聞くんですが、それこそ7、8年前TBSアナウンサー時代ってぶりっ子キャラだったじゃないですか。
田中:え?今もやってますよ?
羽田:やってても、周りがあんまりぶりっ子って受け取らなくなったっていうか。
田中:そうなんです。すごく不思議なもので、自分自身は何も変えていないんだけれども周りの見方が変わったのかなって思っていて。だから自分でもうまく分析し切れてないんです。おそらく数年後振り返った時に、ぶりっ子してても周りは嫌悪感ではなく、興味で見れくれるようになったのは何故かっていうのが分かるんじゃないかなと思ってます。

羽田:僕はみな実さんが主体的にコントロールしてるのかと思ってたんです。
田中:いえいえ、全く!
羽田:TBSからフリーランスになった理由は何ですか?
田中:5年半勤めて27歳くらいで退社したんですけど、30で辞めてしまうと30代の自分しか発揮できないような気がして。20代でまだまだできるよ!っていうバイタリティがある中で、退社をするっていうのを決断しました。
羽田:なるほど。なんか、事務所とかで売り出し方をすごく戦略的にやってんのかな?って思ってたんですけど。

田中:ありがたいことに、良し悪しあるんですけど事務所は私にすべて任せてくれているというか、仕事受ける受けないも基本的には私にゆだねてくれています。
◆1月9日放送分より 番組名:「ACTION」
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