TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!最近、風呂屋さんの中に、自由に本を販売できる「本屋さん」がオープンしました!お風呂屋さんに本屋??一体どういうことなのでしょうか?今日9月29日(水)の生活情報コーナーで取材しました。伺ったのは品川区小山=最寄り駅の東急「西小山駅」から徒歩2分ほどにある銭湯「東京浴場」。
番頭を務めている『ニコニコ温泉株式会社・おふろ再生事業部』の小泉友伽菜(こいずみ・ゆかな)さんにお話を伺いました。▼東京浴場ののれんをくぐりると昔ながらの靴箱。ドアを引くと、すぐに番台があります。右手側に5~6m大きな本棚があり、マンガがおよそ7000冊(!)も並んでいます。ツリーハウスで、壁沿いに天井高くまで本棚がそびえたっていて、梯子階段で上の方に上れるようになっています。本棚には半個室のように奥まっているスペースも。ちょっとした体育館みたいで、本当に銭湯があるの?という感じ。お風呂屋さんならではの天井の高さを生かした作りになっています。
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『ニコニコ温泉株式会社』は、経営が難しくなったり、後継者がいない銭湯を手掛けています。同じような形式で、東京では西小山のほか、昭島市で1つ。あとは神戸に1店舗あります。昔ながらの部分も残しつつ、例えば、外観も、外から中の様子が見えるように大きな窓に取り換えたり、銭湯の入り口にはイカ釣りライトを付けて明るくしたり、新しい部分も取り入れています。
 「フロナカ書店街」31cm×31cmのボックスが本屋さんになっている。本専門のレンタルボックス、という感じ。自分のおすすめの本、古書などのほかに、自費出版で出している本を並べている方も。月額4000円で本屋さんを出店することができます。遠方の方でも、本を「フロナカ書店街」に郵送すると、並べてくれます。お金のやり取りは、本の中に金額が書いてある紙が入っていて、本を購入したい人は、番台でお会計できるんです。
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▼入場料=入浴料は現在の東京の銭湯価格大人[12才以上] 480円(税込)中人[6才以上12才未満(小学生)] 180円(税込)小人[6才未満(未就学児)] 80円(税込)お風呂にも入れるし、フロナカ書店街の本を観たり買うこともできるうえ、マンガも読める。小学生の集合場所にもなっていて、子どもたちの居場所にもなっていた。▼営業時間は朝の5:00 - 8:00と午後2:00 – 深夜2:00・定休日は火曜で、祝日の場合は翌平日に振替休業・感染対策を十分に取って営業しています。
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▼西小山駅から徒歩2分ほの銭湯「東京浴場」の中にある「フロナカ書店街」をご紹介しました。
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