TBSラジオで月~金曜日の15時30分から放送中の「ACTION」。火曜パーソナリティは、クリープハイプの尾崎世界観さん。
5月19日(火)のゲストはお笑いトリオ・グランジの遠山大輔さんと俳優の郭智博さん。尾崎世界観さん含め、3人共90年代テレビドラマが大好き!ということで、ステイホームの今だからこそ見直したい90年代ドラマについて熱く談義しました。
あらすじ…出来の良い兄にコンプレックスを抱く戸川博人(いしだ壱成)を中心に、暴力団構成員の坂詰五郎(反町隆史)、知的障害を患っている室岡仁(香取慎吾)など、それぞれの環境で異なる悩みを抱えた5人の未成年を軸に描いた青春群像劇。
尾崎:遠山さん、オススメのポイントは?
遠山:これはカーペンターズの曲が主題歌として使われているんですよ。で、野島伸司先生が脚本なんですが、「野島三部作」と呼ばれる90年代のドラマがあるんですが、全部主題歌がその当時のアーティストの曲じゃないんですよね。90年代ドラマって大概タイアップがついてるんです。そんな中、この『未成年』はカーペンターズなんです。95年のドラマなのに20年以上前の海外アーティストの曲を使ってるんです。多分野島先生が選んでいますよね?
尾崎:多分そうですね。郭さんは『未成年』見てましたか?
郭:実は見てないんですよ。
尾崎:えぇ!じゃあ、まだ新鮮な気持ちで『未成年』見れるの!?良いなぁ~!僕はこれ、小学5年生の頃見てたんですが、遠山さんは主人公たちの年齢とドンピシャの高校1年生ですよね。どういう気持ちで見てましたか?

遠山:これ、エンディングで線路のレールが出てくるんです。
尾崎:元々社会のレールから外れてしまっていますね。で、主人公のヒロは五郎と唯一友達だったんですよ。ヒロだけが仲間外れにされている五郎を助けたから友達になったんですよね。
遠山:その恩義を五郎はヒロに感じているんですが、第4話で逆に五郎を裏切ってしまう回があるんですよ!そこで桜井幸子さんですね。これは野島伸司さんの中ではピュアネスの象徴!
尾崎:「私には雨が似合う」というね!第4話の名セリフですね!
遠山:その名セリフのあとにカーペンターズの曲が流れて、必ずいしだ壱成さんのナレーションが入って…。あれ?これ大丈夫ですか?伝わってます?
郭:僕と幸坂さん、同じ顔をしています…(笑)
郭智博オススメ90年代ドラマ…『ビーチボーイズ』(1997年)あらすじ…彼女に捨てられた桜井広海(反町隆史)と大企業に務めるもプロジェクトから外された鈴木海都(竹野内豊)。そんな2人が休息の場として辿り着いたのが海辺の民宿、ダイヤモンドヘッド。夏の民宿を舞台に男同士の友情を描いた大人気ドラマ。
尾崎:このドラマのオススメは?

郭:これからの季節にぴったりな爽やかなドラマです。
尾崎:最高ですよね!僕は本当に好きでした!今、広末さんが生きていると思うだけで頑張れました!遠山さんは見てないですか?
遠山:僕は『未成年』の反町さんの印象が強すぎて、「あんな無骨な五郎が海の家なんて開くわけがない!」と思って見なかったですね(笑)

尾崎:全然、未成年から大人になれなかったんですね(笑)『ビーチボーイズ』で僕が覚えているのは、どちらかに広末さんが露店でネックレスを買ってもらうシーンですね。
郭:僕も覚えていますね。あとは、広末さんが「ジャーン!」と言って水着を見せるんですよね。もうみずみずしい広末が大爆発で(笑)
尾崎:それで2人は「もういいよ」とかなんですけど、「お前ら馬鹿かよ!」って思ってました(笑)それこそ郭さんは野島伸司さんの『聖者の行進』がデビュー作なので、広末さんの出られたドラマに出てるわけですよね。お会いしましたか?
郭:はい、恐縮です。打ち上げでツーショット撮ってもらいました。
尾崎:うわぁ~!
遠山:あの役は髪の毛赤く染めてましたよね。そのときの広末さんはどうでしたか?
郭:もうそのまんまです。眩しかったです!
尾崎:良いなぁ~!!
この後も引き続き90年代ドラマ談義をしていきました。
◆5月19日放送分より 番組名:「ACTION」
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