『ハライチのターン!』はラジオを聴き始めたばかりの人にも人気の番組だ。TBSラジオ70周年を記念して配信している動画『ハライチのターン!~ブシドーブレード対決~』ではハライチのふたりが「PSone」の「ブシドーブレード」で対決するレアな姿が楽しめる。
そもそも「PSone」は今から20年前に発売された家庭用ゲーム機だ。「ブシドーブレード」は24年前に発売された。なぜ今頃「PSone」なのかといえば今年の岩井の誕生日にスタッフから「PSone」をプレゼントされたことがきっかけだ。
この時スタッフが用意したのが「ブシドーブレード2」だった。「PSone」自体は電源を繋ぐとすぐに遊べるが、ふたりの記憶から子どもの頃のゲームの記憶が蘇り、なかなか本題に入らないほど思い出のトークが続いた。ゲームを楽しむ様子は「ラジオクラウド」の「アフタートーク」で配信され、幼馴染のふたりが子どもの頃に戻って部屋でゲームを楽しんでいる雰囲気そのものだった。「ただただゲームをやっているのが最高!」「画面を観られるわけではないのに聴いているほうも楽しめる」とSNSでも好評だった。音声のみなので何が起きているのか分からないが、仕事を忘れてふたりで楽しくやりとりをしている様子は面白い。
今回動画配信された「ブシドーブレード対決」はふたりの様子が観られる面白さがある。真剣勝負なのでキャラクターを選ぶ時に本気で悩んだり、最近のゲームと24年前のゲームとの雰囲気のギャップを楽しんだり、遊び方が分からなくなってコントローラーの操作で苦戦したり、さっきまで喋っていたのにロード中になると急に沈黙の時間が生まれたり…といった“あるある”が含まれている。実はスタッフが痛恨のミスを犯してしまい、岩井がスネて収録打ち切りのピンチを迎える一幕もあった。
ゲーム実況の配信をする芸人も多いなか、ハライチのふたりは配信をしていない。
Textbyやきそばかおる