「そもそもどちらがネタを書いているかなんて言う必要がない！」ネタ書いていない方の芸人愚痴

2020年07月01日(水)09:49

「そもそもどちらがネタを書いているかなんて言う必要がない！」ネタ書いていない方の芸人愚痴

TBSラジオで放送中の「ACTION」。月曜パーソナリティは、宮藤官九郎さん。

6月29日（月）のGUEST ACTIONは「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。6月8日の放送では「お笑い芸人さんのネタを書いている方の愚痴」を聞きましたが、今回はその逆！流れ星・ちゅうえいさん、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルさん、ゾフィー・サイトウさんをお招きして「お笑い芸人さんのネタを書いていない方の愚痴」をお伺いしました。

ナダル：宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、そもそもどちらがネタを書いているかなんて言う必要がないんですよ！しょうもない！

宮藤：でも、「作：〇〇」ってクレジットしたいと言ってましたよ。

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ナダル：したらええけど、それで権力を握って自分のハードルを上げてどうするの？芸人っていかにハードルを下げてそこを飛び越えるかじゃないですか。あいつはハードルを上げて上げて、くぐってるんですよ。

ちゅうえい：そうそう！！

宮藤：確かに夢壊れますよね。「これ、言わされてるんだ」って思ったら。

ナダル：そうですよ、僕は「やっべーぞ！」も「いっちゃってる！」言わされてるんですから！

幸坂：サイトウさんはどうお思いですか？

サイトウ：僕は「ネタを書いている」とかは言わないほうがいいと思いますが、純粋にもっとネタを書いている人は評価されていいと思いますけどね。

ちゅうえい：いや、そんなことはないです（笑）表に立って商品になっている僕と、ネタを作っているあいつで流れ星でいいと思うんです。「俺が全部流れ星」は違うと思うんです。それで自分が面白いネタを作っていると言って、番組で「瀧上さん、面白いですね」とフラれたら、「いえいえ、面白いことをやるのはちゅうえいなので」って言うんです。これは西野のハードルくぐりと一緒ですよ。

瀧上の穴潜りです（笑）

サイトウ：宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、全く面白いことが思いつかないんです！

宮藤：居酒屋の社長だから安く仕入れることのほうが大事だもんね（笑）

サイトウ：面白いことを考えるときもあるんですけど。

宮藤：「どうせ採用されないんだろうな」という思いがあるんですか？

サイトウ：というよりは、「一丁前に何考えてきてるんだ、コイツ？」って思われそうで嫌だなって（笑）うちのコンビは本当に10：0なので、何か持ってきたときに「何考えてきてんだよ」って言われそうで（笑）だから僕は今は「”チェだぜ！”って言いたいからなんとかフってくれ」と頼んでます（笑）「チェだぜ！」だけは相方じゃなくて僕が考えたやつですから（笑）

ちゅうえい：宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、うちの相方がネタのボケよりも面白い天然ボケを出すんです。

宮藤：瀧上さんがこの番組に来られた日にちょうど、別れる別れないのニュースが流れたんですよ。

ちゅうえい：そうなんですよ。だからあいつがどれだけ面白い漫才のネタを考えてきても最後のアッパーは全部あいつが決めちゃうんです。なんなら俺がツッコむ側に回るので。学園祭とかで、「どうもー！」と出てきて、「僕らは岐阜県出身で」とか言って。例えば「僕たちはどこの県出身でしょうか？」と聞いて、「いや、さっき岐阜って言っただろ！」と返すのが普通じゃないですか。それを、「急に言われても分かるわけねえだろ！」って返すんです（笑）

宮藤：忘れてるの？

ちゅうえい：いや、僕の声を聞いてないんですよ（笑）で、「何で俺の言ったこと聞いてなかったの？」と聞いたら、「生徒が何人いるか数えてた」と言われて（笑）