TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
2月15日(火)放送分
外出先での、食べこぼしなどで、服を汚してしまう。ありますよね。
洗濯・シミ抜き職人で、実家の老舗クリーニング店の部長も務める神崎さん。以前、水曜日の生活情報では、Yシャツの襟の黄ばみとりについて教えていただいたことも!
外出先でシミをつけてしまった場合は・・・
■グッズもあるけど、出先だとやったあとの処理が難しい。
■スポイトのシミ抜き材もあるが、薬品を使うのですすぎ・乾燥の作業が必要。
■その場でシミ抜きを現地でやるより、広がらないように対処したほうがよい。
■食べこぼしなら、ティッシュで拭き取って、家でしっかりやったほうがよい。
■当日につけたシミなら夜の作業でだいたいの汚れは落ちる
→よく売っている、スポイトタイプのシミ抜きの商品比較をしようと思っていたんですがそれはオススメしない!とのこと!「そもそも外出先でのシミ抜きは現実的じゃない」そう。というのも・・・漂白剤などの薬品を使うなら、すすぎ・乾燥をしないといけないですし、会社やレストランで、ジャブジャブ洗うわけにいかないし、替えのシャツもあるわけはない。ということで、外出先では、シミが広がらないような対処をして、家でガッツリ落としましょう。ということです。
外出先では、どのような対処をすればよいのかというと・・・
■ペン系は、アルコールを使うのがおすすめ。
■アルコールをしみこませたティッシュでたたいて汚れをうつしとる。
■ボールペンの汚れにも有効。
■食べこぼしは、出来る限り触らずに持ち帰る。
■乾いたティッシュでこぼれたものだけ拭き取る。
→ペン系の場合は、アルコールをしみこませたティッシュにうつしとるやり方は・・・
①ティッシュを2枚用意して、1枚だけアルコールをしみこませます。
②シャツの裏に乾いたティッシュを当て、逆側からアルコールティッシュで、ポンポンと叩き、下のティッシュに汚れをうつす。
③汚れが広がらないように、ゴシゴシ横にスライドさせないよう注意。
→食べこぼしは、乾いたティッシュで、拭き取って、それ以外は出来る限り触らずに、持ち帰ってください。で、家に持ち帰ったら、液体の酸素系漂白剤、重曹などでガッツリシミ抜きをしましょうのとのことです。ちなみに、白いものは高めの温度のお湯で洗うといいそうです。
でも「どうしても外出先でシミ抜きしたい!」という方のために、薬品を使わずに、その場でシミ抜きができるグッズがあるそうです!それが、「シャープ 超音波ウォッシャー」です。
神崎さんによると・・・
超音波ウォッシャーは、毎秒3万8000回の振動を与え、超微細な泡が弾けるときのエネルギーで衣類の汚れを剥ぎ取る、アイテムだそうです。先端の超音波ホーンと呼ばれる部分を衣類の汚れに当て、水ですすいで洗います。
試してみると・・・

超音波ウォッシャーをあてると・・・

こう!

(水に濡れた部分が大きいのは生放送中に急いで行ったため)
→シャープ「超音波ウォッシャー」。スリムタイプの型番は「UW-S2」。
現在、オンラインストアでは、4000円前後。こちらは携帯用ですが、おうちで使う一回り大きいバージョンもあります。超音波ウォッシャー、アルコールともに、まずは目立たないところで試してから落とすようにしましょう。