毎週月曜日~木曜日、朝8時30分からお送りしているTBSラジオ「伊集院光とらじおと」
8月18日のゲストは、ラグビー元日本代表の大野均さんでした。
スタジオに入った大野さんを見て「あんまり他人に大きいと言わない」伊集院さんも「おっきい!!」192cmの大野さんですが、同じポジションなら2mが当たり前ということで、そんな選手がタックルで突っ込んでくるスポーツだということに伊集院さんは一言「おそろしい!」と驚愕。

コロナ禍の中で引退を決めた大野さん。引退の舞台裏について聞くと、昨シーズンが始まる前から膝の痛みが一向に引かずに、リハビリ中に他の箇所も痛めてしまったことが引き金となったそう。ヘッドコーチに「来シーズンの構想に自分が入っているか」を聞きに行った大野さんに、ヘッドコーチは「お前がここにきた時点でお前が何を言いたいかはわかっている」と大野さんが引退を決めたことを察したそうです。それで踏ん切りがついたそうです。さらに、5月の引退から3ヶ月が経とうとしている今の心境を伊集院さんが聞くと、「やっぱり寂しいですね。もうあの非日常の世界には戻れないんだっていう感じです」と語りながらも自分の体に対しては「もういいよ、よくやったよ」と声をかけてあげたいということでした。

そんな大野さんがラグビーをはじめたのは、なんと大学から。高校の時は野球に打ち込みながらも「当たれば飛ぶんですけど、当たらなかったです」と話し、3年間補欠だったそう。この話に伊集院さんも「この体でスタンドにいるのはもったいなすぎる!」と驚いていました。大野さんは「ベンチに座っているあいつ絶対に秘密兵器だって」と相手に言われていたことを明かし、ただ「秘密のまま終わるっていうことばかりでした」と笑いながら振り返りました。
▼世界的に有名な対戦相手を苛立たせるためにやったことが裏目に・・・対戦して印象に残っている試合として、2007年のW杯のフィジー戦で4点差で負けた試合の話をあげ、あまりの激闘に「80分で6キロ」も体重が落ちてしまったそう。試合が終わって、ホテルに着く頃には歩けなくなってしまうほど消耗していたということです。
◆8月18日放送分より 番組名:「伊集院光とらじおと」
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