TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!
(9月29日放送)
「海外旅行にいけないけど、世界の定番おやつが食べられる!」実は、そんなお店が東京にはたくさんあるんです。世界各国のお菓子・スイーツを作っているお店をまとめた『異国のおやつ』を執筆した翻訳家の岸田麻矢さんにオススメの“異国のおやつ”を伺いました。
昔ながらのドイツパン屋さんの、チョコシュニッテン

シュニッテン=ドイツ語で「薄く切る」の意味。ドライフルーツとチョコレートのフィリングを、バターケーキとマジパンでくるみ、チョコレートで仕上げて薄く切ったもの。1個・税抜き345円。
買えるお店は、赤坂の「カーベーケージ」。創業48年で、店主がドイツで修行して学んだ製法で重厚な味を作っています。プレッツェルやライ麦パンなど本格的なドイツパンも。
日本最大のモスクで買える、中東のお菓子・ハルヴァ


中東で愛されているもので、もともとは“甘いもの”という意味。ムスリムの方が食べても大丈夫な“ハラール”。そのハラールのひとつが「ハルヴァ」で、世界最古のお菓子と言われることもあります。

■プレーンが350グラムで税抜き750円

■ピスタチオは850円
材料は、胡麻や穀物、油脂、砂糖など。胡麻のかわりに、アーモンド、ピスタチオ、松の実、ひまわりの種なども使われます。味も無限にありますが、スタジオには、プレーンとピスタチオをご用意しました。
トルコでは、おやつとしてはもちろん、朝食に食べることも。タッパーなどに詰められているものを取り分けて食べます。中には、スプーンで直接すくって食べる人もいるとか。
代々木上原にある「東京ジャーミイ」という日本最大のモスクに売っているものです。このモスクの中に、昨年ハラールマーケットができました。ちなみに、モスクは見学自由で、入口には無料のチャイティーとウェルカムデーツが。
五反田で買える、南米のアルファホール

南米では、「ドゥルセ・デ・レチェ」と呼ばれる甘いミルクジャムが人気で、アルファホールは、そのミルクジャムをクッキーで挟んでココナッツをまぶしたもの。

2個入り1袋・税抜き310円
売っているのは、五反田にある「キョウダイマーケット」という南米の食材が買えるお店。五反田駅からすぐのペルー領事館が入っているのと同じビルにあります。南米料理で欠かせない香辛料・調味料も手に入るので、料理をする人にもオススメ。


岸田麻矢
東京生まれ。アメリカの大学で美術を学び、帰国後、出版社勤務を経て、現在は書籍やウェブサイトの編集・翻訳をされています。
◆9月29日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200929110000