TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!

毎月恒例、料理家研究家の浜内千波先生に教えていただいている「季節のレシピ」今月は「蕪・カブ」の簡単レシピを教えていただきました。

栄養たっぷりの蕪

蕪は、3~5月の春と、10~11月の秋が旬。

通年出荷されているが、春物はやわらかく、秋物は甘みが強くなるのが特徴。幅広くお料理できる「蕪」ですが、栄養たっぷり。アミラーゼという消化酵素が多く含まれ、胃もたれや胸やけを解消する働きや整腸効果があります。 生食でいただくのがおすすめ。また、葉っぱはβカロテンやビタミンCが多く含まれています。そして、蕪は大根と違って甘味があり、やわらかいので、火の通りが良いのが特徴ですが、生でも品よくいただく事が出来ます。また葉の部分も小松菜的でえぐみがあまり感じないので、一度にたっぷりいただく事が出来ます。

葉元がスカスカになっていないものを選びましょう

葉の部分、特に上の部分が切り取られているケースが多いのですが、葉先まである蕪はお買い得です。栄養がほうれん草と同じ位あり、そしてあくが少ないので、見かけたらぜひ買ってください!また、葉元の所がスカスカになっていないものが新鮮。また、蕪はすぐに葉のほうが黄色くなりやすいので、買い求めたら、すぐに葉っぱと根元を分けて保存をする事、根元も水分がとても多いので、新聞紙などをかぶせて保存袋に入れて冷蔵をお勧めします。

一度は試して欲しい「蕪のフライ」

ぜひ、「蕪のフライ」を作って欲しい!コロッケやフライを作るときに、蕪にも小麦粉、溶き卵、パン粉をつけてフライにしてみるととても甘く、しかもやわらかいので、びっくりされると思います。また形がケースにもなるので、スプーン等でくりぬき、中にひき肉ベースの肉だねなどを入れ込み蒸したり、煮込むのも立派な1品になると思います。


他にも・・・すりおろしても美味しいですし(大根おろしが苦手な方も美味しくいただけます。)、オリーブオイルやバターで焼いて「ステーキ」にするのもおすすめです!

切って漬け込むだけ!蕪とミカンのマリネ!

お酢を使わない「蕪のマリネ」ポイントは「ミカン」!!【浜内千...の画像はこちら >>

材料は・・・
蕪 200g ミカン 200g 蕪の葉 50g オリーブオイル 大さじ2 塩 小さじ1/2 砂糖 大さじ1 黒胡椒 少々

作り方は・・・
①蕪はスライスし、みかんは皮をむき5㎝幅に輪切りする。
②蕪に塩(小さじ1/3・分量外)をし、10分置き、絞る。
③ボウルに塩、砂糖、オリーブオイルを入れ混ぜ、絞った蕪、みかん、小口切りにした蕪の葉を混ぜ漬け込む。
④黒胡椒をふっていただく。

スー&小笠原「お酢が入ってないとは思えない!美味しい!!」

切って漬けるだけ!酸っぱさもないので、気軽にいただけます。ぜひ、お試しくださいね!

◆11月16日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201116110000

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