毎週月曜日~木曜日、朝8時30分からお送りしているTBSラジオ「伊集院光とらじおと」

「伊集院光とらじおとゲストと」1月5日(火)のゲストは、人類進化学者の海部陽介さんでした。

人類進化学者・海部陽介の話に伊集院光が大興奮!「お会いする前...の画像はこちら >>

旧石器人も縄文人も現代人も変わらない!?

旧石器時代の3万8000年前に現在の日本に渡ってきたホモ・サピエンス。

伊集院は前に聞いたある話の見解を海部さんに尋ねました。

「縄文人と僕とでよーいどんでパソコンとか教えたら別に変わりませんよって聞いたことあるんですけど本当ですか?」

これに対する海部さんの回答は・・・
「実験ができないんで調べられないけれども、僕はそう思うます」
とのこと。

海部さんは「逆を考えてみればいいんです。僕らが今、縄文時代に行ったらその時代の様式に合わせて生活するんだと思うんです。現代人はすごいんだと思っているのは驕りなんです」と続けてくれました。

人類進化学者・海部陽介の話に伊集院光が大興奮!「お会いする前と今とで、興味が全然違ってくる!」

3万8000年前の航海徹底再現

海部さんは2016年から2019年にかけて「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」と題し、大陸から日本列島に渡ってきたホモ・サピエンスの航海を再現しようと実験を行いました。

伊集院はまず素朴な疑問として「僕らが思い込みで言うと、もともと大陸と日本のどこかがつながっていて、そこから渡ったやつがいて、その渡ったやつがどんどんまた代を重ねて定着してますよってことでは?」と質問。

海部さんは「昔は僕らもそう教わりました。でも、海面の変動データはちゃんとあって、すると3万8000年前はどう考えたって海で囲まれてるんです」

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