TBSラジオ「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」毎週木曜よる9時から放送中!

▼2019年11月出演時の写真

宇多丸、友達と徹夜で桃鉄することに憧れるも、「仲悪くなっても...の画像はこちら >>

■友達と徹夜で桃鉄やってみたいけど……

「マイゲーム・マイライフ」はめでたく放送200回目を迎えました! 記念すべきこの回のゲストは、三浦大知さん。初回にご出演いただいたほか、リモートでの巣ごもり企画やデスストランディング発売記念回などにも登場した、番組おなじみのゲストさんです。


今回は「リスナーズ・マイゲーム・マイライフ祭り」と称して、宇多丸さん&宇内梨沙アナウンサー(梨~沙る)と、三浦大知さんとで、リスナーの皆さんから届いたメールを読んでいくことに。

ラジオネーム:スズキさん「学生の頃は、大晦日の昼に友人と集まってから、1/2の朝まで48時間近く、ぶっ続けでゲームをするという行事をしていました。(パワプロ、みんゴル、桃鉄、人生ゲーム、カルドセプトなどなど)今では日頃からオンラインで手軽に集まれてしまう分、わざわざ友人と直で会うことはなくなり、少し寂しい気持ちもあります。とはいえ、ゲームで友人と繋がれているのは本当に楽しいし嬉しいです。ゲームメーカー様、いつもありがとうございます!」

宇多丸「楽しそうじゃない、48時間デスマッチ」

三浦「いやー、いいですね。夢ですね」

宇多丸「夢だね。何もさ、寝ないでやる必要ないのに(笑)」

三浦「気づけば……ってこともあるんじゃないですか、やっぱり」

宇多丸「俺だから、一回その、桃鉄をすごく(年数を)長くしてみんなで泊まってやるの、やってらっしゃる方はいると思うけど、僕自身はやったことないから、一回やりたいんだよな、桃鉄で」

三浦「やりましょう、やりましょう、いいじゃないですか」

宇多丸「けどさ、大知くん。結構な長い付き合いになるけどさ、桃鉄やって気まずくなることもあるらしいよ」

梨~沙る・三浦「はははははは!」

三浦「あれはそうですよね(笑)。ある種、奪い合いみたいなところがありますから」

宇多丸「そうそうそう。だからそれ、ちょっと大知くんとはやりたくないな……。仲悪くなっていい程度の……」

梨~沙る「宇多丸さんは大人げなさ全力で発揮するタイプですか? そういうとき」

宇多丸「俺は大人げないよ!!!! そんなの!!!」

三浦「でもプレイする上ではフラットに本気でやったほうが面白い」

宇多丸「先輩後輩関係ないからさ、そりゃあさ(笑)」

桃鉄は誰かと一緒にやると、負けたときに本気で腹立ちますからね。だから個人的にはコンピューター(弱い)と対戦するの一択です!
でも、桃鉄はともかく、今や対戦モノのゲームはネットで繋がれるのが当たり前の時代ですから、「友達の家でみんなで集まってゲームする」という文化って今はあまりなくなっているのでしょうか。

コロナ禍で、みんなで集まれないことに拍車がかかっているものの、そもそもコロナ以前から「集まってやる必要性」って実はなくなっていたように思います。私たちの世代は小学生の頃、放課後に誰かの家に集まってファミコンやスーファミをするというのがお決まりでしたが、いまどきの小学生はそれぞれの家に帰って自分の部屋から友達と遊ぶ、とか……? あと10年ほど番組を続けてもらって、今の小学生が20歳前後になった頃、どなたかにお越しいただいて、聞いてみたいものです。
宇多丸、友達と徹夜で桃鉄することに憧れるも、「仲悪くなってもいい程度の間柄の人とやりたい……」

■今回のピックアップ・フレーズ

(ラジオネーム:ミッシェルガンエレファントカシマシ男さんからのお便りを受けて)
※お便り内容要約:高校生の頃、かわいい女子から電話でバイオハザードの攻略法を聞かれたミッシェルガンエレファントカシマシ男さん。ところがその電話で発覚したのは、その女性が、自分の知る限り一番のイケメンといつの間にか付き合っていたこと。しかも二人は今バイオハザードをラブホでやっていた。

三浦「これ、協力プレイの起源なんじゃないですか? 画面は見えないけど、協力しながら電話で指示を出して」

宇多丸「ある意味、その瞬間はトリオっていうかね。ただ、なんだろうね……、一抹の辛さは……」

梨~沙る「辛いですね(笑)」

三浦「そうですね。なんかこう、モヤっと。少しモヤっとしますよね(笑)」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

◆1月28日放送分より 番組名:「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210128210000

編集部おすすめ