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6月22日(水)放送後記

ローソンが今年1月に衝撃的な発表を行いました。
それが「冷凍食品でお刺身を販売する」と。

冷凍の刺身をそれもコンビニで買える時代。どんなものか気になる!ということで、実際にローソンの冷凍のお刺身を味わってみました!

ローソンが販売しているのは「真鯛お刺身」と「カンパチお刺身」

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お刺身がもっと手軽!ローソンの冷凍刺身

価格は税込505円。
今年1月18日から関東や近畿、北陸の一部店舗で販売を開始。
さらに先月から、中国、四国および九州エリアのローソンの店舗=およそ3000店に販売エリアを拡大。

そもそも、なぜこうした冷凍食品を販売し始めたのか。
ローソンの広報の方に伺ったところ・・・

新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、1 度の買い物でまとめて購入するシーンが増えたことから、長期間保存ができ、好きな時に手軽に食べられる冷凍食品のニーズが高まっています。
ローソンでは家飲みニーズなどへの対応として発売しました。とのこと。

ただ、冷凍のお刺身って味などは大丈夫なのか?と思ったんですが、いろんな技術が使われているそう。

100を超える試作を経て完成させた「冷凍技術」

まずは「冷凍技術」

横浜市の機械メーカー「テクニカン」という会社が開発した「凍眠」という冷凍技術を使用。通常の冷凍庫は空気で冷やしますが、凍眠は冷たい液体で冷凍する・液体が気体よりも熱を伝えやすい性質を利用し、-30度のアルコールを使ってパック詰めした食品を「素早く」「短時間で」冷凍。

また、この「凍眠」の技術を使って製造を請け負ったのが、東京・大田区の水産加工の会社=江戸旭さん。元々、凍眠の技術を使用していたが、スライスした刺身をパッケージするのは初めて。100を超える試作を経て完成させたそう。

「安定供給できること」

安定供給ができ、国産で、おいしく作れる魚が条件、ということで「真鯛」と「カンパチ」に。また、サバなどのコンビニで見かける魚種はあえて選択肢から外したそう。さらに、刺身の厚さを厚くすると味が安定しないということで、機械には不可能な厚さに、人の手で1枚ずつ切っているという徹底ぶり。

そんな、ローソン「真鯛お刺身」と「カンパチお刺身」ですが、どちらも、流水解凍=パックされているものを水を流しながら10分かけて解凍しました

真鯛お刺身

・高知県の養殖場で水揚げされた高知県産真鯛を使っている。

お刺身がもっと手軽!ローソンの冷凍刺身

▼カンパチお刺身

・鹿児島県の養殖場で水揚げされた鹿児島県産カンパチを使っている。

お刺身がもっと手軽!ローソンの冷凍刺身

※どちらも醤油とわさびが入っている。

→そのまま食べてもいいけど、カルパッチョにするにも良いのかも!

実はローソンでは、ほかにも冷凍の新しい商品=「牛ユッケ風」と「鮮馬刺しユッケ」を発売開始!

牛ユッケ風 (税込819円)

・生ハムの製造技術を用いた牛肉の生ハム。
・生の牛肉赤身の食感はそのままに、素材の旨みを引き出したそう。
・タレが同封されている。
・こちらは冷蔵解凍か流水で30分解凍。

お刺身がもっと手軽!ローソンの冷凍刺身

▼鮮馬刺しユッケ (税込646円)

・鮮度にこだわった馬刺しのユッケ。
・食べやすいよう細くカットしている。
・タレが同封されている。

お刺身がもっと手軽!ローソンの冷凍刺身
お刺身がもっと手軽!ローソンの冷凍刺身

→美味しすぎる・・・コンビニで売ってたら、たくさん買ってしまう・・・

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