TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!
ゲストは、家事・掃除アドバイザーの藤原千秋さん。
花粉がつくので洗濯物を外に干しちゃダメ、帰宅したら玄関先でコートの花粉を払い落とす…など、物理的な対策はよく言われてきましたが、近年のトレンドは静電気対策です。
というのも、屋内に花粉を持ち込んでしまう要因の一つに、衣類に静電気が発生して、そこに花粉が付着してしまうことにあります。ある実験では、静電気がある衣類はおよそ2倍花粉が付着しやすくなる。
そこで、お出かけ前には静電気防止スプレーを使用して、静電気による花粉の付着を予防するのが重要。
コートやバッグはもちろんなんですが、忘れずに使用してほしいのが、スカートやズボンなど下半身!花粉は上から降ってくるものと思いがちですが、舗装路には花粉が降り積もっており、そこを歩くと舞い上がって衣類に付着する。
具体的には女性ではスカートやパンツの裾、タイツやストッキングのふくらはぎあたり。男性ならスラックスの裾や靴下周りが、衣類同士が擦れて静電気が発生するので要注意。
定番ではライオンの「エレガード」。
さらに注目は、2月末にリニューアル発売された、花王の「リセッシュ 除菌EX プロテクトガード」。現行品でも静電気防止成分が含まれているが、リニューアルして抗ウイルス効果が新しく追加される。
花粉は“下半身に付着しやすい”という話をしてきましたが、1日に何度も下半身の服を脱ぎ履きする「トイレ」の床には、花粉も含んだホコリがたくさん落ちてしまいます。
さらに溜まった花粉は空気の移動によって、他の空間にも広がるため、“トイレの床掃除”はこの時期、意外にも重要な掃除箇所なんです。
トイレに限らず、花粉対策としての床掃除は乾拭きではなく、水拭きするのがオススメです。
トイレの床掃除なら「トイレクイックル」などを使用して、いつもより掃除の頻度を上げるのが効果的。
トイレの他に気をつける掃除場所は、在宅時間が増えた今こそ気をつけたいのが “椅子”。こちらも下半身の衣類が触れ合う場所で、
特にソファや、布張りのオフィスチェアは花粉がこびり付きやすい。こまめに掃除機をかけたり、静電気防止効果があるリセッシュなどでケアを。
◆2月17日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」