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7月27日(水)放送後記

サントリーの天然水、一度は見聞きしたことあるのではないか、と思いますが、このサントリーの天然水、実は2020年の末の出荷分からリニューアルしていました。

これまでは「南アルプスの天然水」や「阿蘇の天然水」など水源の名前の天然水の商品名でしたが・・・
基本的には水源ごとに流通エリアを決めて、出荷をしていたそうなんです。

それを今回、安定した供給ができるように、ということでリニューアル。商品名については「サントリー天然水」に統一。水源ごとだった商品の識別記号(=バーコード)も統一したということなんです。

ただ、商品名を「サントリー天然水」に統一は、したそうなんですが、サントリーさんによると、空気感やおいしさ、安心感をお伝えするために、ということで、商品ラベルには、「水源名」が書かれています。
その水源は4つ。実は、商品名は同じなんですが、水源によって「イラスト」、そして「味」が違うそう。

ということで、今回その4種類の”水”を飲み比べて!

①「南アルプス」

サントリー天然水「4種を飲み比べてみた!」の画像はこちら >>

山梨県北杜市・白州町にある「サントリー南アルプス白州工場」で生産されています。
イラストは、象徴となっている山は甲斐駒ヶ岳、鳥はルリビタキ、花はフクジュソウ。
味の特徴は、すっきりとキレがよく、さわやかな清涼感のある味わい。
水の硬度は、1リットルあたりおよそ30mg。4つのうち2番目に硬い。

ちなみに水の硬度とは、水質を表わす指標のひとつで、水に含まれているカルシウムとマグネシウムの総量をいいます。総量が多いと硬い硬水、少ないと柔らかい軟水となります。

②「阿蘇」

サントリー天然水「4種を飲み比べてみた!」

熊本県上益城郡嘉島町にある、「サントリー九州熊本工場」で生産されている。
イラストですが、象徴の山は、阿蘇山、鳥はオオルリ、花は、ユウスゲ。
味の特徴は、阿蘇山程よいミネラル分を含み、口当たりがよくまろやかな味わい。
水の硬度は1リットルあたりおよそ80mg。4つのうち一番硬い。

③「奥大山」

サントリー天然水「4種を飲み比べてみた!」

鳥取県 日野郡江府町にある、「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」で生産されています。
イラストは、象徴の山として大山、鳥はオオルリ、花はダイセンキスミレ。
味の特徴は、口当たりがやわらかで、甘みのある美味しさを感じられる。


水の硬度は1リットルあたりおよそ20mg。4つのうち3番目に硬い。

④「北アルプス」

サントリー天然水「4種を飲み比べてみた!」

長野県 大町市にある「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」で生産されています。こちらの工場は、去年稼働を開始した新しい工場。イラストは、象徴の山として餓鬼岳、鳥はオオルリ、花はシナノキンバイ。味の特徴は、心地よいのどごしで、さっぱりとしたクリアな飲み口。

水の硬度は1リットルあたりおよそ10mg。4つのうち一番柔らかい。

サントリー天然水「4種を飲み比べてみた!」

今回取り上げたサントリー天然水の4種類、全国津々浦々に流通できるようになっているそうなんです。ただ、実際には、同時に4種類がお店に並ぶことは、ほぼないそう。基本は1種類、多いときで2~3種類ほどということです。流通する水源は、例えば、首都圏なら<南アルプス>、近畿地方なら<奥大山>というようにある程度決まっているそう。


需要と供給のバランスで、他の水源のものがお店に並ぶこともある、ということです。みなさんの住んでいるところから遠い水源の天然水を見つけたらレアかも!?

サントリー天然水「4種を飲み比べてみた!」

サントリーさん以外の会社も含めたミネラルウォーターの生産量は2年連続過去最高。市場は20年前の4倍ということで、多くの方がミネラルウォーターを飲まれているかも。暑い日が続きますが、ミネラルウォーターも含めしっかり水分をとって乗り切りましょう。
ぜひ、試してみてください!