毎週金曜日、『金曜ボイスログ』の11時30分頃からお送りしているTBSラジオ「新米記者・松本穂香の研修ログ」。

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新米記者の松本穂香が1人前を目指すべく、様々な分野のプロから知識をインプットする研修を行っていきます。
5月の月間テーマは睡眠』!講師は、「スタンフォード式 最高の睡眠」の著者で、株式会社ブレインスリープの代表取締役、西野精治先生です。
「寝る前は何も考えずボーっと」今日から試せる!寝るとき・起きるときのテクニックに松本穂香も驚き

西野精治先生は、30年以上をアメリカで過ごし、睡眠研究の総本山といえるスタンフォード大学で研究を行っているスゴイ人です!!

寝る前は何も考えずボーっと

松本:今週のテーマは「最高の睡眠にするためのルーティン」です。これはねきっと知りたいという方も多いと思うので、先生に聞いていきたいなと思います。まず、最高の睡眠にするために気をつけた方がいいことって何でしょうか?

西野:睡眠というのはいろんな影響を受けるんですね。だから、例えば部屋が暑かったったら寝れない、湿度が高かったら寝れないんですね。私が強調するのは、体温とそれと脳のスイッチって言ってるんですね。はい。脳のスイッチっていうのは、寝る前はあんまり何も考えずにボーッとするっちゅうことなんですね。

松本:それがなかなかできないんですよねぇ。

西野:できないんですよね。もう一つ体温のことを言ったと思うんですけど、体温って非常に大事なんですね、私達、体温については体の中の温度で、昼間高くて夜が低いんですね。体温って言ったら調節。

熱を作る方と熱を逃がす方で、作るのは筋肉や脂肪。体を動かしたとき、内蔵からも熱出るんですけど、熱を逃がす方って言ったら表面の手足 が多いんです。夜になると熱が逃げていく。だから、体の中の温度は昼間高くて夜が低い。手足の温度といったら夜が高いんですね。そういうふうに寝てるときは体の中の温度を下げるって、脳の温度もそうなんですけど。というような工夫であるとか、それを妨げるようなことをすると、逆に寝れないということになってくるんです。
「寝る前は何も考えずボーっと」今日から試せる!寝るとき・起きるときのテクニックに松本穂香も驚き

松本:なんか冷え性の方とか、靴下とか入って寝られる方結構多いけど、それもやっぱりよくないんですか?

西野:本当は良くないですね。ただ冷え性があんまりきついと、それは結局体質改善しないと治らないんですけど、手足の血流を良くするのに。

松本:じゃあ先生、起きるときの朝のテクニックって何かありますか?西野:そうですね、だから、夜寝る前と逆のことをすればいいということになって、起きてからだったら、例えばに手を冷やすとか、顔を冷やすとかがいい。松本:あー!冷やすのがいいんですね?

西野:はい、手足を冷やすとか。それと健康の睡眠であると明け方は浅い睡眠とかレム睡眠で自然に起きられるんだけど、なかなかそうでない人睡眠障害であって、睡眠時無呼吸とか、そういう疾患もあるんですけど、それから今コロナで夜型の生活になって、寝る時間が遅くなったら明け方にも体温低いままなんですね。

だからなかなか起きられないとか、それから睡眠負債というか、睡眠不足、慢性の睡眠不足があると明け方でも深い睡眠がでる。だからそういうとき、皆さん目覚ましでスヌーズとか使われると思うんですけど、あんまりよくないですね。

松本:よくないんですか!?

西野:はい。その深い睡眠で無理やり起こそう起こそうと。それで慣れもあるし目覚めが良くないっていうふうな。どう考えても目覚めよくないと思うんですね。

松本:私なんか2分おきとかに。。。

西野:はい。なんかだから逆に私が推奨してる方は20分間間隔ぐらいで、最初の音を小さく鳴らすっていう。それに気が付けば起きたらいいんだけど、気がつかないとき深い睡眠だから。

明け方普通であれば、20分ぐらいすれば起きやすいタイミングも出てくるので、そのとき2回目はきちっと普通の音で目覚ましをかければ起きれるんじゃないかというふうなことですね。松本:ためになります!起きれない人に対してもそうだからそういうもう一度試していただいたら。

松本:良い起き方ができるんですね。

西野:そうですね。

「寝る前は何も考えずボーっと」今日から試せる!寝るとき・起きるときのテクニックに松本穂香も驚き

◆5月21日放送分より 番組名:「新米記者・松本穂香の研修ログ(金曜ボイスログ 内)」
◆https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210521113510

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