TBSラジオ「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」毎週木曜日よる9時から放送中!

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■コールオブデューティにハマりすぎて大変なことになった

「マイゲーム・マイライフ」のゲストに、flumpoolのギター、 阪井一生さんがやってきました。

flumpool・阪井一生、コールオブデューティのマッチの合間にギター持って作曲しようとしていた

もともとゲーム好きだった阪井さんですが、flumpoolデビューして以降、一番忙しい時期にとあるゲームにハマってしまい……。

阪井「人生で一番ハマったのはコールオブデューティのブラックオプス。それがもう……、大変なことになったゲームですね。デビューしてからなんですよ」

宇多丸「ああ、もうflumpoolやってた。えっと、ブラックオプスは2010年だから……。flumpoolは2007年に結成して。武道館の翌年」

阪井「そうですね」

宇多丸「忙しいよこれ」

阪井「一番忙しかったんですけど、うちのボーカルと買って、もう~~~大変でしたね。曲、作らなくなりましたね。マジで曲作らなくなりました」

宇多丸「いってしまいましたね(笑)」

阪井「もう大変な」

宇多丸「それはブラックオプスはオンラインで?」

阪井「オンラインでやってました。友達でチーム作って、世界と戦うっていうので連携とか。ここまでしたオンラインを初めてやったっていうのもあって」

宇多丸「(中略)楽しいよね。でもさ、みんな心配しなかったかな? あの、阪井と山村は、いいのか? みたいな」

flumpool・阪井一生、コールオブデューティのマッチの合間にギター持って作曲しようとしていた

阪井「僕、次のマッチが始まるまでの数分間で、曲作ろうとしてましたね」

宇多丸「はははははは! 片手間!」

阪井「ギター真横に置いといて、(試合が)終わった瞬間に曲のイメージできるまで……」

宇多丸「二兎を追う者(笑)。そんなんでできるの?」

阪井「いやいやいや、全然できなかった(笑)。

(中略)仕事が終わって帰ってきて、電気つける前にまずプレステを立ち上げるんですよ。製作期間でも、とりあえずは……」
flumpool・阪井一生、コールオブデューティのマッチの合間にギター持って作曲しようとしていた

宇多丸「(中略)山村さんもやっちゃってるんでしょ?」

阪井「いや、彼はわりと真面目なほうで。でも毎日やっちゃってますけど、ツアー先とかには持って行ってなかったですね。(中略)製作期間になるとお互い気まずくなって。やらなあかんよっていう。僕の、曲が先なんで(笑)」

宇多丸「そうですよ、阪井さんがやらないと、周りが作業できない」

阪井「そうなんです」

宇多丸「やらな、やらなあかんよ」

阪井「やらなあかんよって気まずさのある中、でもゲーム」

宇多丸「ははははは!」

阪井「これ終わったらやるから、曲作るからって言いながら(笑)」

売れっ子でも我々と同じなんだなぁ、と親近感が湧くこういったエピソードはやっぱり素晴らしいですね。かくいう私も、ゲームのマッチング時間や、操作せずに放置でできてしまうような日課などをする際は、片手間に原稿を書くなどをよくしていますが、あまり捗ったことはありません。

flumpool・阪井一生、コールオブデューティのマッチの合間にギター持って作曲しようとしていた

■今回のピックアップ・フレーズ

阪井「クリスマスのときに、マリオのゲームがほしいってお願いをして、すごい楽しみにしてたんですけど。次の日、サンタさんからプレゼントが届いていて、開けたら、ドクターマリオやったんですよ」

宇多丸「まあ、まあね(笑)。スーパーマリオがやりたかったんだよね」

阪井「そっちじゃない、っていう。スーパーマリオがやりたかったので、全然違う」

宇多丸「ねえ~。ちょっと、若干『あっ……』って。

少年カズキの『あっ……』っていうのが」

阪井「はははは」

宇多丸「親としても、あれ? 思ったほど喜んでない?」

阪井「喜んではなかったですね、これに関しては(笑)」

宇多丸「ははははは。たまにある話。でも、できるやつでよかったですね。違うハードの買ってくるだの、ある話なので、全然いいほうで」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

◆5月27日放送分より 番組名:「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」
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