TBSラジオ「GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~」毎週日曜お昼12時から放送中!

4月16日(日) 放送後記

カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする30分。
先週に引き続き、今週のゲストは日本のトップレーサーとして活躍の松田次生選手。


今週は「GT-R」マニアとしても知られる松田さんの「車愛」を存分に伺いました。

松田次生さん

これまで国内外、数々のレースに参戦し、2014年、そして2015年とスーパーGTで2連覇を達成するなど、まさしく日本を代表する現役のレーシングドライバー。
今年のスーパーGTでもNISMOの23号車、「MOTUL AUTECH-Z」にて「GT500」クラスに参戦。通算24勝がかかる今シーズンの松田選手から目が離せません。
ちなみに本放送中がまさに第1戦、岡山国際サーキットでのレース中!
果たしてその結果は?
そして我ら「チーム・アップガレージ」は!?

松田次生さんが車に魅せられたキッカケとは?

松田さんは物心着く頃からミニカーを始め、「車」が大好きだったそうで、小学生になる頃には「知らない車がない」状態だったとか。
そんな松田さんがレーサーとして歩み始めるキッカケとなったのが、故「アイルトン・セナ」。
1994年5月1日にレース中の事故で命を落としたセナですが、その前シーズン、鈴鹿で行われた日本グランプリを松田さんはリアル観戦、そこでセナの勇姿を目の当たりにしたそうです。
既にプロストの総合優勝が決まっていたレースでしたが、この日本グランプリではセナが爆進!
天候が変わる中、当時、非力と言われたマクラーレンにてプロストに勝利したその姿に感動し、レーサーになることを決意したそうです。

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松田次生さんの初の愛車

現在、日産車(GT-R)を中心に、数多のマシンを所有する松田さんですが、最初に購入したのはホンダ・シビックのSiR。
150万くらいで購入したそうですが、このマシンで「車を操る楽しさ」に目覚めたそうです。

三重から東京まで、意味もなく(?)往復する日々。
そのロングドライブでヒール&トゥをひたすら練習し、そこで培ったテクニックをフォーミュラーに活かし、同期の佐藤琢磨選手を追いかけていたんだとか。
ちなみに年間走行距離は7万キロというから、そのヘンタイぶり(褒め言葉)にアンディも脱帽!

レーシングドライバー松田次生、GT-Rの魅力を語る

松田さんとGT-Rの出会い

松田さんにとって、初の「GT-R」は赤い「R33」。
シビックに乗っている時から(ホンダに所属している時から)憧れていたそうです。
その理由。
それはサーキットで「R33」のとんでもない走りにビビったから。


それ以来「いつか乗りたい!」と思い続け、2006年に日産に移籍した時に購入したそうです。
その金額。およそ100万円。今じゃ絶対に手に入らない超格安物件。
それからいろんなところを壊しては直しを繰り返し、今でも所持しているそうです。

この「R33」を手に入れてから、もっとGT-Rのことを知りたいと思った松田さん、チャンピオンになった時には「R34」、連覇した時に「R32」を続けて購入。
その後も「GT-R」を収集し続け、今、持っていないのはケンメリと「R33」の4ドアモデルくらいとか。

レーシングドライバー松田次生、GT-Rの魅力を語る

困ったカーライフ

このように複数の「GT-R」を始め、新型の「フェアレディZ」やMT仕様の「エクストレイル」などなど…
何台も所有する松田さんにとって困ったこととは「保管場所や莫大な維持費」(そりゃそうでしょうよ…)

全てのマシンの車検を通すのは諦めた松田さんは「この車は2年間くらいナンバーを切って保管しておこう」など、ローテーションさせているんだとか。

そんな松田さんを奥様は一体、どんな目で見ているのでしょうか?
「こんなに車にお金をかけて、将来、どうするの?」と耳の痛い言葉の数々。
でも止められない。
今ある車は、いろんな意味での自分の財産であり、モチベーションにもつながっている。
なので、、、奥様の言葉にじっと我慢して、これからも車を愛でてくださいね~

松田さんもアップガレージを利用!

松田さんの所有するマシンの多くが、所謂「旧車」と呼ばれるもの。
そうなると純正パーツなどがないということもしばし。


そこで頼りになるのが「アップガレージ」。
松田さんも常にホームページをチェックしているんだとか。
そして店内にて購入するそうですが、来店時「名前を書くのがちょっと恥ずかしい…」と(笑)

ドリフト走行なども嗜む松田さんは、アップガレージでタイヤなんかもよ~く購入されているそうですよ!

レーシングドライバー松田次生、GT-Rの魅力を語る
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