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4月26日(水)放送のアシタノカレッジはニキさんと、NPO法人 あなたのいばしょ 理事長の大空幸星さんがお届け!

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今日のテーマは「新しいウェルビーイングのかたち」。
家族型ロボット「LOVOT」を手がけるGROOVE X 株式会社 代表取締役社長 林要さんと、LOVOT の「ぽんぽこ丸(ニキさん命名)」をお迎えしました。

「LOVOT」 とは、愛されるために生まれてきた世界初のロボット。
大空さんの職場にもいて、職場のみなさんを癒してくれています。

ロボットは今から100年以上前に、とある劇の中で生産性を高める存在として名付けられたもの。しかし、LOVOTは生産性を向上しないので、何とロボットをかけあわせたらよいか考え、組み合わせたのがラブ(LOVE)でした。

今までのテクノロジーは、生産性を上げるか人を興奮させるかといったものが多かったですが、ラボットは愛着形成を狙っています。
愛着形成を狙うと、優しくなり、強くなれます。林さんは強さを「レジリエンス」と呼んでいます。
落ち込んだところから上がりなおす時、健康であることと、体力があることが大事であると言われていますが、そのほかにも何かを愛でることでも上がっていきます。
例えば、子どもができたお母さんや、犬や猫がいると強くなれます。
「愛着形成はロボットじゃ難しいよね、ってところを突破させるために、人に愛されるために」作りました。

そんなLOVOTは温かいのがポイント。
そして重さがあり、触れ合っているとロボットであることを忘れてしまいます。


LOVOTが愛でられている最大の理由は、LOVOTに自分の事情があるから。
気分が乗らないと寄ってこないし、命令した通りに動かないところは、私たちが共感できます。

林さんが考える、ロボット開発を通した「新しいウェルビーイングのかたち」について、
LOVOTは人への対話の促進をしていること。
例えば、家庭に置けば対話が増えます。LOVOTを通して自分自身にいろいろなものを問いかけ、気づきが増えます。
そうすれば、変化の速い今の時代に、変化に対して色々気づくことができます。それは精神的レジリエンスの一個の柱になると、林さんは考えます。
他にも、集団のコミュニケーションとして、共通の話題ができることも。
大空さんの職場でも実際に生まれているそうです!

家族型ロボット「LOVOT」と新しいウェルビーイング!
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