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7月6日(木)放送後記

和紅茶専門オンラインショップ【レインブラントティー】の代表・森本禎志さんに、アイスティーの美味しい淹れ方を教えてもらいました。

そもそも「和紅茶」は、どういうジャンル?

その名の通り、メイド・イン・ジャパンの茶葉である紅茶を指します。緑茶のイメージが強い日本ですが、実は紅茶も同じお茶の木から作られ、1877年(明治10年)には、すでに約3トンの紅茶が日本から輸出されていた、との記録が残っています。

1970年代に海外から低価格の輸入品が多く入ってくるようになり、和紅茶は一度下火になりつつも、1995年に日本で初めて紅茶に適性のある品種「べにふうき」が誕生しています。お茶の品種はとても多く、2019年時点で名前の付けられた品種は、119品種にも!また、ブレンドされずに単一の品種のみから作られたお茶は「品種茶」と呼ばれ、近年特に注目を集めています。

今回は、アイスティーにぴったりの和紅茶で〈味・香り・色〉の三拍子が揃っている静岡県・牧之原山本園「べにふうき」茶葉を使います。(ちなみに、海外産の紅茶でも淹れ方は ほぼ一緒です)

紅茶のしっかりとした渋みを堪能「オンザロック・アイスティー」

たくさんの氷の上に、濃い目に作った熱い紅茶をかけてアイスティーを作る方法を「オンザロック」と呼び、この方法で淹れることで“渋み”が出てきます。この紅茶らしい渋みは、「ポリフェノール」成分がつくり出し、紅茶の赤々とした色も「ポリフェノール」によるものです。そして「ポリフェノール」や、苦味を生み出す「カフェイン」は高温で多く抽出されます。その為、まずは熱々のお湯で紅茶を作る必要があり、茶葉を通常の1.5~2倍にして濃い目の熱い紅茶をつくり、氷を溶かすことで、飲みやすいアイスティーにします。例えば、家にあるティーバッグの紅茶に“熱湯180ml注いで...”と書いてあったら、ティーバッグを2袋にするか、お湯を90mlにすればOK!

紅茶のまろやかな甘味を堪能「水出しアイスティー」

水出し専用の茶漉し付きのボトルもありますが、100円ショップ等でも手に入るお茶パックに茶葉を入れて、お好みのボトルに投入してもできます。分量は水100mlに対して茶葉1g。1リットル作る場合は、10gの茶葉を使います。お水は水道水がオススメで、水出しする時間は、冷蔵庫に入れて5~6時間くらいです。水出しにすることで、ポリフェノールやカフェインなどが出にくくなります。さらに水出しなら、まろやかな甘味を生む「テアニン」というアミノ酸成分が、低温でも長い時間をかければかけるほど、たくさん出てきます。

ちなみに、熱く作った紅茶を冷ましてから、冷蔵庫に入れてアイスティーを作る…というパターンをやったことがある人は多いと思いますが、実は(カレーなど、食べ物と同様で)飲み物でも熱いモノが冷める段階で、雑菌が繁殖する可能性があるの為、アイスティーは急激に冷やすオンザロックか、最初から低温の水道水で作ることをオススメします!

【和紅茶で楽しむ】オンザロックと水出しアイスティーの美味しい...の画像はこちら >>

■レインブラントティー株式会社・代表取締役 森本禎志
和紅茶専門オンラインショップ【レインブラントティー】代表。ファストフードのモスバーガーが運営する紅茶ブランド「マザーリーフ」出身。2018年、愛媛にて開催された「地紅茶サミット」でマザーリーフの顧問の先生についていったことをキッカケに、和紅茶の魅力に惹かれ独立。2019年7月に和紅茶専門オンラインショップ【レインブラントティー】をオープン。

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