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8月7日(月)はQuizKnockの河村拓哉さんがふらっと遊びに来てくれました!クイズや謎解き、先日、結婚されたクイズプレイヤーで動物作家でもある篠原かをりさんとの関係、そして夫婦の共著『雑学×雑談 勝負クイズ100 』について、月曜パートナーの滝沢カレンさんと伺いました。

東京大学クイズ研究会に入ったキッカケ

向井:そもそもクイズって、僕もそうですし、カレンさんももちろん小学生とか中学生のときから好きですよね。

滝沢:もちろん大好きです。

向井:同じような感じで、最初はクイズ楽しいな、ってとこから始まるんですか?

河村:そうですね。僕はあの大学のサークルにふらっと入って、そこからクイズをやっているので、本当に最初から今でもそうですけど、楽しくてクイズをやってる、という気持ちです。

向井:サークルに入るまで、っていうところがまず1個あるじゃないですか。そこは何なんですか?クイズの魅力というか。なぜサークルに入ろうと思ったんですか?クイズの。

河村:いや大学に入ったときにそんなに運動部に入りたくなかった、ってのはあったんですけど。

向井:消去法っていうことですか。積極的にクイズ研究会に入りたい、と思ってたわけでもないんですか。

河村:新歓にハマってしまった、っていうのが。勧誘の中で体験会からハマってしまった、という感じなので。

滝沢:お試しからですね。

向井:そのときは何がそんなに面白かったんですが?

河村:言い方が悪いんですけど、僕でもできそうな感じがした。

一同:(笑)

河村:今だとわかるんですけれども、将棋とかって今から始めても絶対に勝てないじゃないですか?言ってしまうと。けどクイズって、大局的に見たら多分負けるんですけれども、一問一問で見たら、たまに勝てることがあってですね。

向井:なるほど!

滝沢:あー!わかる!

河村:この問題だけわかったっていうのを、僕でもできるって思って始めました。

向井:例えば河村さんと僕とか、河村さんとカレンさんとかが一問でクイズ対決する、ってなったときに、問題によっては確かに我々が勝てるかもしれないですもんね。

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QuizKnock立ち上げのキッカケ

向井:QuizKnockを立ち上げようっていうのはどういった流れからだったんですか?" 河村:クイズをもっとお仕事にできるんじゃないか、ということで学生が好きでクイズを作っているのを、クイズ作家の方にちゃんと頼むとお金がかかってしまうのをサークルに頼んで「ちょっとお安く済ませちゃおうかな」っていう流れがあったのを「いやいや、クイズはちゃんと作ることができる」っていう問題意識から立ち上がったのが、当時のQuizKnockです。

向井:そういう思いで立ち上げたんですね。

滝沢:そっちかあ。

向井:そっちかあって違う方向もわかってたみたいな(笑)

滝沢:わかってないんですけど(笑)そういう事か。

河村:もうちょっと安く問題作ってたんですけども、それも我々大学生としてクイズプレーヤーをやってると、クイズが欲しいんだ、じゃあいっぱい作ってあげちゃおうね、という感じで、ある意味サービス精神で身を削ってしまっていたところがあるので、そこを1回ちゃんとやってみようかな、ということで。

「クイズ」と「謎解き」の違いは大論争!?

「謎解き」と「クイズ」は一緒?違う?

滝沢:「謎解き」と「クイズ」は一緒ですか?

河村:これはですね。どうしようかな。人によって立場が違うといいますか。

滝沢:人によって?答える側ってことですか?

河村:答える側もそうですし、統一して誰かが決めているわけではないので、明確な線引きがその人の中にしかない、というか。その人の中にしかないので大論争の火種となったり。

向井:へー!そういうものなんですか。

河村:そうですね。

向井:河村さんが思う、自分の中の境界線はあるんですか?

河村:自分の中のですか。ぼんやりと境界線があるんですけど、きっぱりここから「クイズ」ここから「謎解き」みたいなことはできないので、「謎解き」っぽさと「クイズ」っぽさをそれぞれパラメータとして持ってるな、という事を思っています。

「クイズ」と「謎解き」の違いは大論争!?

妻の考えたクイズに「僕が作ったことになんねーかな」って(笑)

向井:奥様も元々クイズ好きでクイズやっていらっしゃって、それで出会ったって感じなんですか?

河村:そうですね。大学のクイズ研究会の繋がりで最初出合ってるはずです。

滝沢:えー!素敵!いいですね!

向井:お二人が今回本を出す、ってなって、どういう形で本を作っていったんですか?"

河村:それぞれ家の別のところで、相手にばれないように問題を作り。

滝沢:えー!かわいいですね!

河村:それぞれ出し合う。出し合う会話を録音したものを書き起こす、という作業を取っています。だから本当に雑談が載っているという。

向井:問題の作り方っていうのは個性出るんですか?"

河村:個性出ますね。個性出ますし、個性を隠さないようにしているというのが多分、正しいかなと。

今回この本では。

滝沢:それは喧嘩になったりしないんですか?その問題は出し方が気に食わない、とか。

向井:なんだそのクイズは!?っていう(笑)

河村:そこであんまり喧嘩はしないといいますか。

滝沢:正々堂々?

河村:正々堂々。

向井:やられた!とかもあるんですか。「良いの出すね、君」みたいな。

河村:そうですね。僕が作ったことになんねーかな、とか(笑)

一同:(笑)

向井:欲しいな、それ。っていうぐらいのやつも出てくるんですね。

「クイズ」と「謎解き」の違いは大論争!?
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