TBSラジオ『井上貴博 土曜日の「あ」』毎週土曜13時から放送中!

8月19日(土)の井上貴博 土曜日の「あ」。 今週はオープニングから、「『あ』たまが働いてません!」という井上アナ

母校・慶應が甲子園「ベスト4」進出にそわそわ…

井上「自分自身、必死に平静を装ってるつもりなんですけど…」

田中「打ち合わせの段階からおかしかったですよ。ソワソワ、ウロウロ…」

井上「本当に驚きました。

いまだに状況が飲み込めてないんですけど、103年ぶりなんですって!ベスト4進出が」

田中「すごい!」

現在開催中の、「第105回全国高等学校野球選手権記念大会」。井上アナの出身校、「慶応義塾高校野球部」が甲子園の4強入りを果たしたのが、この日の放送直前。準々決勝突破は大正9年ぶりということですが、大正9年というと、国連発足の年でもあり、米騒動の前後。歴史を振り返ってもピンときませんが、試合にかける熱い思いは、前日の夜から始まっていたようで…

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夜な夜な勝手に戦術を練り、寝れなかった井上アナ

井上「今日、第1試合だったので、8時開始。昨日は早めに寝ようかなと思ったんですけど、お恥ずかしながら、寝られないもんなんですね…」

田中「えー!どうして?」

井上「俺、全然関係ない人なのにね」

田中「元コーチとしての血が疼いたんですかね?」

井上「寝られないからストレッチとか始めだして。明日は『沖縄尚学』(との対戦)だ。どうやって責めると勝てるかなとか。やっぱり先制点欲しいけど、取られて最悪のケースを考えなきゃいけないし。やっぱり油断しちゃ駄目なんだよな、みたいな」

田中「戦略を練って…」

井上「お前は早く寝ろって!でも全然寝られなくて。それでようやく、何とか寝られたと思ったら、今度は今朝4時ぐらいに目覚めてるんすよ」

田中「早いですね(笑)」

井上「もう目バッキバキ。いよいよだぞみたいな、OBが一番空回ってるんですけど…」

沖縄尚学・東恩納投手に惚れた井上アナ。その真相は?

井上「野球に限らず、ここが学生スポーツの良さなんですが、不思議と、試合終わった後に、相手チームのことが好きになってるんです」

田中「へー」

井上「この感情って、プロだとあんまりないなと。プレイ見てても、すごくスポーツマンシップにのっとってるし、みんなしゃにむになって勝ちたいはずなんすよ。

勝ちたいはずなんだけど。その敵チームの例えばキャッチャーがね、レガース(防具)付けてるじゃないですか」

田中「はい」

井上「あれがちょっと落ちたときとかに、必ずと言って良いほど、相手チームが拾って自分のユニホームで拭いて、笑顔で返すっていうのが、当たり前に最近なってるんですよ」

田中「うん」

井上「この沖縄尚学も、東恩納(ひがしおんな)投手っていう、プロ注目の選手がいるんです。彼は多分、大学に行ってプロに行くと思います。本当に良いピッチャーでね、5回まで完璧に抑えてるんですよ。それで6回に流れが変わってたまたま打たれて、逆転される」

田中「ねぇ…」

井上「東恩納君が打たれて、私としては『やった!』って思ったんだけど、でもどっかで、『めちゃくちゃ悔しいだろうな、東恩納君。ここで打たれて。しかも勝てる流れの中で』(と思って)。で、どんな表情してるんだろうと思ったら…、笑ってるんですよね…」

田中「笑顔が印象的でした…」

井上「晴れやかな、神々しい笑顔をしていて、、、、でも彼、一番、悔しいんだろうなって。ああゆうのが僕はたまんないんですよね。それで、彼は笑顔でチームを鼓舞しててさ。で、終わった後に、校歌斉唱になるんですよ、勝ったチームが。(母校の校歌斉唱は)嬉しいですよ。

でもそれ以上に、沖縄尚学の東恩納君を見ちゃって。負けたチームは自分たちのダグアウトの前に整列して、校歌を聞くんですよ。でも東恩納くんは、涙一切なくて、むしろね、口パクだったから何言ってるかわからないけど、チームメートに声かけてるんですよね」

田中「えー!」

母校の勝利も嬉しい!が、沖縄尚学・東恩納投手に惚れた井上アナ

井上「多分ね、『胸張ろう』って、口の動きでは言っていた気が僕はするんですけど。で、彼が天を見上げて胸張ってるんですよね。」

田中「格好良いですね」

井上「いや、あなた本当に素晴らしい選手だよって。もう私は東恩納くんのファンですね。横浜高校の緒方漣君も大好きなように、東恩納君、彼は本当に良い投手ですよ。もう母校が勝ったということよりも、こんな良い選手に出会えて、こんな良い選手と試合ができて、いやー本当にありがたいもんだなと思って…」

相手チームの東恩納投手を称え、涙を浮かべていた井上アナ。本当に本当に本当に高校野球が大好きなんです。まだまだ興奮冷めやらぬ様子。ということで、甲子園の話題が続きます。

高校野球の応援に変化!?高校野球オタク同士のオフ会?

続いての「あ」のことニュースでは、高校野球大好き芸人「いけだ てつやさん」に第一試合終了直後にお話を伺いました。正直、高校野球大好き同士のオフ会のような情報交換の時間でしたね。

いけだ「おめでとうございます!」

井上「いやぁ、ちょっととまだ理解できてないです…。試合も伺いたいですが、特に今回の応援について話を伺いたいんですけど、コロナ禍で応援の方法、現地の雰囲気が変わったっていうふうに話を聞くんですけど、実際いかがですか?」

いけだ「僕も長年、吹奏楽の応援団も大好きで、よく見かけるんですけれども、やっぱり『声出し』が増えたっていうのは、すごい新しいなと感じましたね」

井上「ええ」

いけだ「やっぱりコロナ禍で、そういうのができなかった時期がありましたんで、声が出ることによって、球場の一体感といいますか、物凄い応援の渦みたいなのが、見てると感じられますね…」

4年ぶりに声援が戻った甲子園の様子を、臨場感たっぷりに教えてくれた、いけださん。

母校の勝利も嬉しい!が、沖縄尚学・東恩納投手に惚れた井上アナ

おかやま山陽で話題になっていた焔硝岩選手のオリジナルTシャツを、(勝手に)作ってしまったという甲子園オタクっぷりも披露してくれました。夏の甲子園は、準決勝を21日(月)、決勝を23日(水)に控えています。

来週の放送は更に熱くなるのか…!?井上アナの熱血ぶりに、ご期待ください!

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