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12月19日(火)放送後記

今回のテーマは、機能良し!コスパ良し!な、暮らしお助けキッチングッズ。
雑誌「LDK」編集長の 高橋咲彩さんに伺いました。

雑誌「LDK」とは?
「LDK」は、広告が一切入っていない雑誌だからこそ、使う人目線で製品テストを行い“良いものは良い、悪いものは悪い”と評価する雑誌です。買い物中に迷った時などに、真っ先に頼りたくなるコンテンツでいたいという思いで、スーパー・ドラッグストア・ホームセンターなどに編集部員自らが足を運び、皆さんと同じ目線で商品を選んで全て購入、専門家の方と一緒に忖度なしで評価テストをして、おすすめの物を発信しています。

そんな「LDK」が今年1年間でテストした商品の数は、なんと5059品!年末には、その年にテストした商品の中から、年間のベストバイをまとめて紹介しているということで、選ばれしアイテムたちの中から、今回は「機能良し!コスパ良し!な、暮らしお助けキッチングッズ」と題して、3つのアイテムをご紹介してもらいました!

①『余計な溝は全てフラットに!無印良品・蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ』

値上げ時代の救世主!機能性も抜群なキッチングッズ3選!の画像はこちら >>

こちらのフードコンテナは、ニオイ移り、色移り、液モレがしないか、そして使いやすさの点で他社製品と比べてテストされました。中身が見えやすい透明なフードコンテナで、食品の冷凍などにも使用できます。

最大の特徴は、フタと容器ともに凹凸が少ないため、洗いやすくて乾きやすい!

大半の製品が蓋と容器本体との嚙み合わせをよくするために、容器のフチが巻き返したような形になっていることが多いんだとか。ただ、こちらの商品は、容器のフチが水平になっていて、汚れが溜まりにくいうえに洗いやすいのが良いところ!

値上げ時代の救世主!機能性も抜群なキッチングッズ3選!

溝の無い形状のフタで、液モレはしにくい!

「LDK」では、容器に容量の半分の水を入れて、45度傾けた状態で30秒放置するテストを実施。結果、水分は1.2滴ほどしか出てこず、ほとんど液モレはなし!

蓋をしたまま電子レンジで温められるため、改めてラップをし直さなくてよいのが、ありがたいポイント。電子レンジで温めることで、加熱時に発生する蒸気が蓋を押し上げ、隙間から逃げる構造になっているから、蓋が微妙に浮く形状になっているからこそ、それが可能になっているんだそう。

ミートソースを塗って一晩放置していても、フタと容器への色移り、ニオイ移りはしなかったんだとか!

さらに嬉しいポイントは、手に入りやすい価格帯!

フードコンテナは、できるだけ揃えた方が収納的にもスッキリするので、同じ種類をたくさん購入したいところですが、性能が良くても価格が高いと現実的ではないですよね…。 こちらのシリーズは、サイズによってセットになっている個数は変わりますが、価格は一律で税込み199円。サイズは全部で6つの展開。1番小さいもので、およそ幅8.5×奥行13×高さ4.5cmで180mlの4個セット。1番大きいもので、およそ幅14×奥行15×高さ9.5cmで900mlの2個セットです。

揃えやすく、追加購入もしやすい価格帯が魅力的!

こちらのフードコンテナは、全国の無印良品の店舗やオンラインストアにて購入できます。

②『大判シートがコスパ抜群!matsukiyo IH&ガスコンロ用クリーナー』

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ドラックストアのマツモトキヨシのプライベートブランド「matsukiyo」の商品で、ウェットシートタイプのキッチンクリーナーです。シートにはアルカリ電解水とオレンジオイルが含まれているため、べっとりな油汚れをジュワッと浮かして落とせます。

なんといっても嬉しいのが、大判サイズで、コスパ良し!
シートの大きさは、およそ20cm×30cmで大きめサイズ。大きめなので、折り返して何度も拭くことができちゃいます。内容量は20枚入りで税込み107円なので、1枚あたり5円。1枚で何度も折り返して使える点から、コスパが最高!

他社製品と比べて・・・
実は、去年の「LDKオブ・ザ・イヤー」キッチン掃除シート部門は、ほかのメーカーの商品が選ばれていました。ただ、そちらの商品は、汚れ落ちはとても良いものの、シートの厚さが薄く、大きさはやや小さめ。価格も27枚入りで328円で1枚あたりは12円と、matsukiyoの方がコスパ良し。そして、matsukiyoのものは、シート自体の香料が比較的に控えめなのが魅力的。食べ物を扱うキッチンだからこそ、本体の香りも気になりますよね。

こちらのクリーナーは、マツモトキヨシの店舗やオンラインストアにて購入できます。

③『サイズも使い勝手も超万能!CB JAPAN スペースを無駄なく使える半月まな板』

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CB JAPANは「暮らしを楽しく」をコンセプトとして、数々の生活用品などを生産・販売している会社。

こちらのまな板は、円形の下の部分を切り落としたような、かまぼこ型のまな板。

四角いまな板が良いという勝手な固定概念を覆した商品。
まな板でカットした野菜をいちいちボウルなどに分けて入れていくと、どうしても作業スペースがごちゃついてしまいがちですよね…。半月まな板は、わざわざボウルなどを使わず、切った野菜をまな板の上に置いておくスペースが確保できます。四角いまな板の、あまり使われていなかった角の部分を削ぎ落すことで、作業場の有効スペースを広く確保できます。

また、大体の台所の作業台は四角い形状をしているため、作業台のフチ側は、まっすぐな形状にするのが効率的!逆にまん丸の形状だと、デッドスペースが生まれてしまい、限られたキッチンスペースがもったいない…。キッチンのスペースを有効活用できます。

衛生的な素材で、長く使うにも安心。
「熱可塑性エラストマー」という傷がつきにくい材質が配合されていて、適度な硬さと、程よいクッション性があるため、切りやすい!加えて、包丁の傷がつきにくい素材でもあるうえ、抗菌加工もしているため、雑菌が繁殖しにくい使用になっています。使った後は食器洗い機の使用ができて、熱湯消毒をすることも可能です。

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他社製品と比較して・・・
半月型のまな板は、実は色々なメーカーから販売されていますが、一人暮らしにはちょうど良いサイズだけど、家族で住んでいる家庭の調理にはあまり向かないサイズだったり、滑りやすくて、食品を切る際に力が入りにくいのが、マイナスな印象だったそう。そんな中でも、CB JAPANのものは、およそ縦280mm×横320mm×厚さ3mmで、重さはおよそ216g。

大きさはちょうど良いのに、軽くて洗うのは簡単。そして、食材が滑りにくくて切りやすいのが特徴!

こちらのまな板の価格は、税込1,980円。CB JAPANの公式オンラインショップや、各種ネット通販にて購入できます。

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雑誌「LDK」編集長・高橋咲彩さんのプロフィール
高橋さんは、1993年生まれ。2018年に入社。雑誌「MONOQLO」を経て、2023年には「失敗しないお買い物体験」を応援する雑誌「LDK」編集長に就任されました。「LDK」では、市場調査をもとに、特集のテーマを決めなどをされています。得意なジャンルは、収納・日用品・文房具・雑貨。人気ショップ巡りをするのが日課で、自称「テスト大好き人間」!

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